2009年04月06日(月) |
看護婦さん怒りが治まりません |
文章が長くなってしまいました。 とにかく、書くことで吐き出させて下さい。
仕事が終わって、スタッフといい話で盛り上がっていた。
そこへ、何か物音が・・・・。
「ドンドンドン・・・」
誰かがドアを叩いている。 みんなで行って見ると、今日受診した患者の学童の指導員。
患者は学童で連れて行ってもらった公園で足をくじいて、そこからおばあちゃんに連絡が行き、タクシーでも何でもいいから病院に行けと言われたということだった。 病院に来たはいいが、保険証を持っていなかった。 「保険証の種類はわかりますか?」と事務の子が聞いたら、国保なのか社保なのかがわからない。 母親に電話して保険証のコピーを送ってもらえないかと言ったら、携帯が充電切れだから電話できないと言い、母親は保険証を持ち歩いていなくて家にあると言う。家に入れば保険証の場所はわかるんだけど、家の鍵をなくしたから家には入れないと言う。
私はインチョーと事務の間を行ったり来たり。 そしておばあちゃんに説明をする。
私としては何とかして診察ができるようにと、誠意を持って応対したつもりだ。
インチョーが保証金1万円をはらってもらえば、診察をするから、明日保険証を持って来て差額を返せばいいということで診察をすることになった。 問診表に名前と住所と電話番号を書いて下さいと言ったら、自分の娘の住所も電話番号もわからなくて、生年月日も孫に聞いてやっと書いたのだった。
それが・・・患者を呼ぼうとしたら、おばあちゃんがいない。 子供に「おばあちゃんどこ行ったの?」と聞いたら「わかんない」と言う。
その後電話がかかって来て、 「下の子の保育園のバスがもうすぐ来るから、迎えてから病院に行くので、診察を進めておいて下さい」 とのことだった。事務に一言も声をかけずにいなくなってるし^^;
結局捻挫だったので、ギブス固定をして、寝る時は足を高くして、氷かアイスノンで冷やして下さいとインチョーはおばあちゃんに説明して帰ってもらった。
色々大変だったけど、一件落着したかのようだった。
それは「ドンドンドン・・・」という音に始まった。
「学童の指導員ですけど、保険証が無いから診察できないっていうのはおかしいんじゃないですか?どこの病院でも明日持って行きますっていうと診察してくれますよ。身分だってしっかりしているのに、5万も10万もかかるって言われるのはおかしいじゃないですか?それに、痛いって言っているのに薬も出ないって普通じゃないですよね。普通薬は出ますよね」
かなりの大声でまくし立てられた。
事務の子と顔を見合わせてしまった。 「保険証の確認ができなかったから、保証金を1万円お預かりします、とは言いましたけど、5万も10万もかかるなんて言っていませんよ」
「おばあちゃんがそう聞いたって言うんです」
それに、名前しかわからなくて、住所、電話番号がわからないのは、身分がしっかりしていると言えるのだろうか。
「薬が出ないのはおかしいですよ。普通捻挫の場合薬出ますよね」
「患者さんの症状によって、また先生の診察によって、薬が出る場合と出ない場合があります。薬というのは先生が処方箋を書いてそれを薬局に持って行かないと出ないんです」
「ここの薬局はどこなんですか?」
↑薬局に行けば薬をもらえると思っているみたいです。
今はたいていの病院では、薬を置いていなくて、処方箋を持って行かないと薬を出してもらうことはできないという説明を3回したが、理解してもらえない。先生が出さないのがおかしい、薬だけでも出してもらいたいと繰り返す。
「今夜痛みが出るかもしれないじゃないですか?今夜が一番不安なのに、どうして薬を出さないんですか?」
だから、さっきも説明したんですけど・・・・。
そして、おばあちゃん登場。
「いくら持っていますか?って聞かれて4万円かかるって言われたから、友達の家に借りに行ったんですよ」
「私4万円かかるなんて一言も言ってませんよね」
と言ったら、
「言ったじゃないですか?だから友達の家に借りに行ったんです。そうじゃなかったら他人に2万円なんて借りませんよ」
用意して来いなんて一言も言っていないのに、孫をほったらかしていなくなったあの時に、お金を借りに行っていたんですね。
しかし、おばあちゃんは4万と言ったのに、学童の人は5万も10万もと話を大きくしてるしーー;
事務の子が気を利かせて、私が話している間にインチョーに電話をしてくれた。インチョーと直接電話で話してもらったが、文句をガンガン言っている。 しかし、電話を切った後も話し終わらない。
普段、学童や学校での怪我の場合、まずは電話があり、保険の番号を言われ「受診してもいいですか?」と聞かれる。 そして、学童の指導員が子供を連れて来る。これが普通だ。
公園内で何かあったら、他の子供達も一旦連れて帰り、学童の指導員が家族と共に来院するのがすじではないか。
おばあちゃんは孫のことで気が動転していたのかもしれない。 話に行き違いがあったのかもしれない。
それはまだいいとしても、学童の指導員に怒鳴り込まれるようなことは全然していないんですけどね。
文句を言いたいのはこっちの方なのに、なぜ逆に文句を言われるのかさっぱりわからなかった。 こんな人が学童の指導員をしているんですね。世の中変だ。
私のこの精神状態の悪さをどうしてくれるぅ!家に帰って速攻で精神安定剤を飲んだ。
疲れた(><)
診察料が未払いのままになっている人がいます。 (いついつまでに支払ってもらわないと法的手段に出ますよ、という文書が行くそうです) 保険に入っていないのに、受診しようとする人もいるので、保険証を持っていないと、受診できないというところも増えています。
|