2007年12月08日(土) |
「ミラーマスク 幻想の国のヘレナ」 |
2005年イギリス・アメリカ 監督 デーヴ・マッキーン キャスト ステファニー・レオニダス ジーナ・マッキー ジェーソン・バリー ロブ・ブライドン ニック・ロブソン ドラ・ブライアン
SF界の権威ヒューゴー賞に2度輝くSF作家N・ゲイマンが脚本を手がけた作品だとか。 移動サーカス一座に生まれた少女へレナは、街から街への生活に嫌気が差し、母親と衝突する毎日。ところがいつものように公演が進む中、母親が急に倒れてしまう・・。 悲しみにくれるヘレナが母の手術を控えた夜ベッドに入ると・・、そこには不思議な世界が広がっていた・・。
仮面をつけた人々、普通に可愛いとは決していえない・・ちょっとグロテスクで不思議な生き物達。 幻想的でユーモラスで、でもダークな。面白い世界ですね〜。 映像の色使いもいい感じですよ。
光りと影の国。両方の女王とヘレナの母親役をジーナ・マッキーが演じてします。なかなか美人だわ。 そして主人公のヘレナ。ステファニー・レオニダス、彫りの深い顔立ちと印象的な瞳!
謎かけをする番人や、不気味な猫達、図書館の本に羽根がついてて飛んでいったり。ファンタジーの面白さもちゃんと。 「本当に役にたつ本」の言葉も上手く使われていますよね。 迷い込んだ世界・・どこか「不思議の国のアリス」を思い出します。
夢と現実と・異世界を結ぶもの・・。 ヘレナと母親、影の国の王女と女王。 異世界をさ迷いながら、少しづつ成長していくヘレナと彼女を助ける(ちょっと頼りないけど・・笑)塔を持つ青年バレンタイン。
再会のラストは・お約束だけど・・嬉しいよね(笑)
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