「あまり目立たないで下さいね」とか、随分昔に言われた気がする。だからこそりと国内に生息する程度で目立たないように。でも、貴方がいないなら遠慮の必要ってあるのかなあって。なんだか最近そう思うようになって来た。だってお城に越してから一度も顔を見ていない。音もないあの部屋に本当にいるの?悪いほうに目立ってしまったらその後の人生はひっそりかもしれない。それでも自分は生きているのだと、自己満足に主張したいと。でも、いなくなったりしないよ。私はずっと私のままでここにいます。