砂の波が静かに凪いだ海の音を立てている。あの空は何処まで続いているのだろう?この世界を覆っているだけなら私には意味がない。違う場所。違う世界へと続く繋がりが欲しい。あれが向こうへと繋がっていると思える何かが。失ったものを探してしまうのが怖くてずっとこの場所を避けてきた空が星に満たされる夜ひとりで砂音を聴くのはまだ辛いから問うのは私心の奥で答えるのもきっと私