マーナのフィクション日記
ネットゲーム「KING of CHAOS」で、ネバーランドに住む一住民のなりきり仮想日誌。   ゲーム内での同居人の許可を得て、勝手に会話してます。

2002年07月06日(土) 明日に向けての今日。

冥界もゾディアも去った。
正確には「逃げられた」のだと誰かが言っていた。
倒すことが出来ずに逃げられてしまったので、きっとまた体勢を立て直して襲ってくるだろうと。
ゾディア軍が侵攻してくる理由は解かる。
単なる領土拡大に過ぎないから。
それはきっと、私たちも繰り返してきたことなのだろう。

けれど。
冥界は。
命の、意志のないものたちの。
あれは何を示しているのだろうか?
たとえば恨みとか、憎しみとか、後悔とかがあるにしても
それは親しく優しかった隣人まで危めようとするほどに
深く大きなものなんだろうか?
それとも憎しみに呑まれてしまって、
ただ破壊へ向けて突き動かされているだけ?


二つの敵がいなくなったこの時期に、各国は施設を建て直すだろう。
多くの国が、施設建設を途中で諦めざるを得なかったから。
必然と思われる次の戦争に向けて、今のうちにこちらも体制を整えなくてはならない。

・・・友人の中にも役職者はいるけど、本当に大変だなあと思う。
私はふらふらしているだけで自由だから。
でも時々ね、自由でいる人間って大事かもって思ったり。
多分視点の問題なんだけど。


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