◆少女の赤いぼうし(マスタード風味)...小林 明香

 

 

腕の傷を - 2005年06月18日(土)

傷が消えないように次から次へ。
他の人がやっていてもそうは想わないけれど
醜い行為だと,自分のことになるとそう想う。
子供もいて成人していて,いったい何をしているんだって。
あたしの描いた大人はこんなんじゃなかった。

娘の身体に自分と同じような傷ができたらどう想うか
自分は何て馬鹿げたことをしているのかと問ふ

そしていつも
逃げてしまう。考えないようにしてしまう。
戦わなきゃ。
この,
腕の傷を消したくないのかもしれない気持ちに
終止符を!!!
避けられない銃彈なら,受け止めればいい。
血まみれになって子供守るために
銃彈を受ければいい。

そうだとしたら,子供は腕を切らないといえるのか。
虹をみあげて,美しいと思える心が出来上がるのか。


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