◆少女の赤いぼうし(マスタード風味)...小林 明香

 

 

もくまおう - 2005年05月16日(月)

気味の悪い木だった。
海の近くに寄り添うように立つ姿は,島を守る男の貫録。
あなた以外なにもいらないとおもってた

あの細い枝はjasmineの風味に酔わせて
あてもない手紙を左手に掲げた
あたしを透明なビンの底へ
砂とともに沈めるでしょう。

このそらには
つかめない雲と,遠すぎる青が煌めいて
太陽は何もかもを涸らして
雨は何もかもを朱く錆びつかせた。



胎盤を触って過食したので
ルボックス

のみ過ぎました
はきそう。


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