貴方との子供。 - 2005年04月01日(金) あたしは,生きている。 貴方との子供と生きている。 親子という関係で結ばれている。 これからもずっと, あたしが死ぬまでその関係は終わらないだろう。 貴方がこの子と親子だという関係も終わらないだろう。 毎日乳を与えオムツを換える。それだけが日常のような気もする。 ネットよりもずっと重い。 現実よりも軽い,ただのリアル。 今のあたしには何を切り捨てて何を手元に置くべきか判断がつかない。 それでも生きるスピードは速度を落とすこともなく いつもあたしを巻き込んで,見捨てるように連れて行く。 何もかも差し押さえられたとして 最終的にあたしの手元に残るのは, パソコンではなく,「関係」と「書く力」だ。 ひとは,死んだら忘れられるんだよ。 思い出すとしても,ごくたまに思い出すだけ。 悲しみをずっと背負っていくなんて耐えられるわけがないんだ。 -
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