“ i am Cinderella ”の世界へ - 2003年10月18日(土) あたしを導いてくれる人が居なくなったら? 高校を卒業したのに仕事もないあたしは、 自分のココロを暗闇に閉じ込めることに明け暮れていた。 遅れを取り戻せない自分を恨んで、何度も眼を閉じて息を止めてみた けれど、そんなことしても、やはりあたしはこの世に執着している。 シンデレラのように、綺麗な心も綺麗な肌も持ち得ないあたしが。 耳が聞こえて眼が見えてジャスミンティーの匂いを嗅げて、 文字を書く指さえあって。全く。申し訳ない気がしてくる。 そういえば今日は、 何ヶ月ぶりかの友達と遊んだ。実は、 遊ぶヒニチを間違っていて、明日だと勘違いしていた…。(こんなことがよくある) ごめんなさい。 友達の中身が厭な感じに変わっていなくて良かった。 一体、あたしの中身はどうなのだろうか。東京へ着て行こうと思っていた アナタがあたしにくれたブランド物のセーターとスカートとブーツを 身に纏い、温かさを知った。 ちょうど一年前、 従姉妹の家族と行った場所と同じ場所へ、一昨日、 アナタと行ったのを思い出す。 あたしは本当に幸せだと、そう感じる。 今ここに命が在ったかどうかも判らないのに、 こんなに温かい場所へ来ることができて。 余裕だけじゃなくって、 アナタがあたしに与えてくれるもの全てを、 腕に刻み込みたい気持ちになる。 人を愛するのには精神力を使うのに、アナタはあたしを愛してくれる。 人が自分から離れていく恐怖や疑念は そう簡単には治まらないだろう。 でも、この時間が あしたへ繋がっていくことを知ったあたしは、 生きていく自信はある。 -
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