逃してしまった瞬間 - 2002年11月21日(木) もしも、 未来が予知できるなら、きっと、後悔なんてしない。 その通りに行動する。自分の一番、有利な未来にする。 後悔先に立たず。 そんな言葉も必要ない。 あたしは、先生を、いじめてる。 ママの事も、パパの事も、いじめてる。 あたしの周りに居る人を、いじめてる。 我侭だと、思う。 本当は、病気なんかじゃない。 この気持ちを伝えることが出来るなら。 あたしはきっと、後悔しないでしょう。 あからさまに、 辛い 苦しい とは言いたくないけれど。 死にたいと喚けば、あたしに振り向いてくれる人が居るとでも思った? 「もうすぐおわりや。」 この言葉を聞いてから、笑顔を作れなくなった。 もうすぐ卒業。 だから、それまで頑張れ。 そういう意味なのでしょう。 卒業したら、あたしは何をするのだろう。 みんな、就職や大学や専門学校や。 こんなの、唯の、若い故の不安。 そう思うのは当たり前です。言われても仕方ないけれど。 どうしたら、みんなのように、輝けるのでしょう。 あんなにキラキラ。 きっと。それは、あたしが怠けていて横着者の所為だと思うのです。 自分より頑張っている人を見ることは出来ない。 眩しすぎて、眼を背けてしまう。 心配しないで、あなたは、あたしより、ずっと輝いているから。 大丈夫。 あたし以外の人が、助かってくれれば、本望です。 あたしにはまだ、死ぬ覚悟はできていません。 死ぬことが怖いのです。 この世から、消えてしまう事が。 筋肉を硬直させる薬が、今、あたしの手の中にあるとして。 あたしは、まだ、これを飲むことはできない。 まだ、苦しくても息が出来なくても、生きていかなきゃならない。 恋をするために。 言葉を綴りつづける為に。 -
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