いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年10月11日(金) 日本維新の会東京都総支部政策研究会開催

 昨日、衆議院議員会館において日本維新の会東京都総支部第一回政策研究会が開催された。これは、大阪維新、たちあがれ日本、みんなの党、民主党等様々な出自の議員、候補予定者、党員がいる中、重要な政策課題について、共通認識を持とうとの目的で、今後継続して開催されるものだ。

 当初は、所属議員、支部長などに限定する予定だったが、急遽一般の党員にもお声がけをし約30名ほどが集まって活発な意見交換を行なった。以下、山田宏東京都総支部代表の講演趣旨である。

昨年の8月が維新の支持率が最高だった。公開政策討論会をやったが、あれが茶番だった。これで支持率が下がった。みんなの党との合流をやめ、たちあがれ日本と合流したが、必ずしも維新の会と政策のすり合わせうまくいったとは思えない。

前の政権があまりにも酷いものなので、安倍政権は何をやっても褒められる。以前の安倍首相を知っているが、これ程人は変われるのかと思うほど、今は堂々としている。

我々は何も変わっていないが、安倍政権が脚光を浴びる分、存在感が薄れてしまう。会社でも夫婦でも、ダメな時は内輪もめが出てくるのは、どこでもあることだ。だからと言って破れる訳ではない。橋下さんと石原さんは親子のような信頼関係があるから、別れることはない。

維新が他の政党と違うとしえちる理念は次の3つである。
1.自立 日本がアメリカから国として自立する。地方が国から自立する。国民が政治から自立する。このことが大切だ。

2.責任 80%の首長は、何かの政策について「これは国の政策だから」「これは県の政策だから」と逃げる。責任と誰も取らない無責任が横行している。先日国会で質問した。学校長の上司は誰だ、と。すると文部科学大臣が「教育委員会だ」と答えた。教育委員会は組織であり人ではないから、おかしい、と迫ると「教育長では」と。それでは、教育長の上司は誰か問うと、首長ではないか、という。

結局、学校長の上司は誰なのか、どこにも書いていないから、誰も学校の問題に責任を取らない。これが無責任な行政のあり方だ。

3.切磋琢磨 これは競争して高めることだ。公平な競争こそフェアであり、なんでも平等といいうのは実は不平等で不公平だ。

この3つの価値観を我々は共有していかなければならない。そして、選挙で落ちることを無視し捨て身で、国民のための政策を訴えていく。

医師会が反対している「混合診療」。これは、保険が効かない新薬を使う治療は薬代だけが保険外ではなく、初診料から自費になっていることを、薬代だけを保険外にしようというものだ。

医師会は「金持ち優遇だからダメ」と表向き言っているが、実は、新薬などを使えるのは大病院だけなので、混合治療を認めると患者が大病院に流れる、と反対しrいるに違いない。歯医者では、ずっと混合治療をしている。それは、歯医者には大病院がないからだ。

そのほか、農業への株式会社の参入、公立学校の民間による経営など業界団体が反対していることを、実行するのが我々である。

 質疑応答では、ここに記載できないような泥臭い話もあり、実に興味深い内容だった。今後も、政策の擦り合わせのできる政策研究会を開催して行こう。



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