2012年02月01日(水) |
礼儀作法か無能か?封筒の使い方byお役人 |
自宅には様々な郵便物が届く。そのなかで、お役所の郵便物も多い。本日届いた郵便物には「お役人臭さ」が、ねっちょりとついていた。
2月11日に行われる「東京港臨海道路開通式典」に参加する私の車両入場証が入っていた。問題は、封筒の大きさである。たかだかA4の紙が2枚同封されているだけで、角2と呼ばれる大型封筒を使って郵送されてきたのだ。 差出人は、国土交通省関東地方整備局長と東京都港湾局長、とある。
間抜けである。写真のように三つ折りにすれば、長3という定型内郵便で80円ですむが、この大型封筒だと120円、5割増しになる。ひょっとしたら、議員に出すのに「折っては失礼だ」と、くだらない配慮だったのかもしれない。
もし、そうだとしたら同じ大きさ(大封筒)でも、宅配業者のメール便で出せば、やはり80円ですむ。
たかだか、40円だが、問題は公務員の、この感覚なのだ。公金、税金なら高い運賃で出張するが自費の家族旅行なら最安値を必死に見つける、という感覚だ。
日本全国の地方自治体の使っている税金は約百兆円、国が九十兆円。もし、全国の公務員の皆さんが、今回のような「タカダカ」の工夫をして、10%節約をしたとしよう。なんと、十九兆円のお金が浮くのだ。
十九兆円とは、消費税約8%に相当する額である。とすれば、消費税を増額しなくても13%にしたと同じ「税源」が出来ることになる。現実には10%削減は厳しいかもしれないが、要するに、そういう意識改革もせずに「金が足りないから増税」という論法は、財務省のお役人に踊らされたバカ議員のやることである。
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