いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年12月10日(土) おめでとう!区立東六郷小学校創立50周年

 今日は、地元の区立東六郷小学校創立50周年記念式典に参加した。つい先月、中学校の50周年に参加したが、そのときも中学校生徒の素晴らしさに感激したのだが、今日はどうだろう。

 小学校の体育館で午後2時から式典は始まった。来賓挨拶の際には、直立不動の姿勢で礼をし、国歌斉唱では大きな声で君が代を歌う、とても立派だった。

 特筆すべきは、南六郷中学校で国歌斉唱の際に、国旗に正対しない無礼な女性共産党区議がいた、と書いた。今回出席している共産党男性区議はどうか。私の後ろで見えなかったので、他の区議に聞いたところ「ちゃんと正対して、メロデイにあわせて首を振っていた」そうだ。OK!!ご本人に確認したところ「君が代のメロデイーは好きなんだが、歌詞を知らない」そうだ。よし、よし!

 さて、式典も佳境を向かえ、児童のお礼の言葉と合奏、合唱になった。どの子供たちもはつらつとしており、楽器の演奏も素晴らしい!!合唱もオンチの私など「神業」思えるほど上手だった。きっと、音楽担当教諭の素晴らしいご指導の賜物であろう。なんでも吸収する子供たちは、本当に素晴らしい。思わず涙腺が緩む。

 こんな素直な子供たちに「歪曲した歴史」を教え、「あなたらしければいい」などという我儘教育をする一部の不埒な教員は教育現場から去れ!!


 さて、自宅に戻り記念誌を読みははじめた。学校長の挨拶や児童の写真などは、どこの周年記念誌にもある。ところが、この学校では「六郷のうつりかわり」と銘打って、11ページにわたり、子供たちの住む六郷の地が、大昔からどのように変わって今日があるのか、様々な点からわかりやすく解説しているのだ。私など知らなかったこともあり、興味深く読ませていただいた。

 もうひとつの感動は、子供たちの書いた「夢」や「10年後の自分へ」というページだ。野球選手になりたい、ケーキ屋さんになりたい等というものから、医師になりたい、保育士になりたいという現実的なものまで楽しく読んだ。(政治家になりたい、というのは一つもなかったが)

 その中で二つのメッセージには嬉しくなった。

5年生の児童「将来の夢」
「ぼくは、お父さんの会社を継ぎたいです。楽しそうだからです」

 自営業者のお子さんが、自営業を継がず、安定した大企業や公務員になってしむことが珍しくないし、そのことを自営業者の親もすすめるようなところもある。「お前には、こんな苦労をさせたくない」と。きっと、このお子さんの父上は、厳しい自営業のなかでも、自らの仕事の誇りをもって、楽しいそうにお子さんに仕事のことを語っているのだろう。その光景が思い浮かぶようなメッセージだ。

6年生の児童
「10年後の自分へ」
「○○屋をつぐためにめんきょ証をとろうとがんばっているだろう」

 この児童の家は、家族総出で、地元であるご商売を営んでおり、私も何度も利用させていただいている。そして、ある免許が必要な業種なのだ。(原文では○○の部分に、その業種が入っているが、児童が特定されてしまうので○○とする。)

 毎日忙しくて、なかなか相手をしてもらえないであろう父上の後を継いで、免許を取ろうという気持ち、素晴らしい!!!またまた、涙が出てきてしまった。

 ここで親バカ一発!かく言う私の愚息も、航空自衛官の道を「途中放棄」した私の「後始末」のため、自衛官としてがんばっている。
(すまんな!息子よ)

 式典、記念誌、共に素晴らしい記念行事であった。関係者のご努力には深く敬意を表したい。お疲れ様でした!

 

 


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