いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年06月28日(火) 最近の諸問題2件解決@大田区役所

 最近この日誌に書いたことで、2件ほど解決をみたものがあるので、ご報する。

その1:国際都市大田区では英国から戸籍謄本が取れません

 英国在住の方がビザ更新のため、大田区役所に戸籍謄本を郵送で取得しようとしたが、銀行振り込みの口座は「大田区にはない」と言われ(これは区の間違い。口座はいくらでもある)送金できず。また国際返信用切手券(万国共通)で送れ、とのことも、英国の地方都市では局員の無知か、郵便局事情か買えない。(大田区内在住者から、そのとおり、とのメールあり)

 困ったこの方は、私にメールを下さったのだ。あわてた区側は、さっそく銀行口座番号をメールでご本人に提示したが、すでに私の手に移っており、意味なし。結局、私が大田区長宛てに「区政調査費」として請求している、区議の費用から2400円を支出し、区長宛て支出報告書には「大田区窓口業務の国際化についての調査費用」とした。

 区役所の役人相手に2週間以上かあっていた「押し問答」は、以上の経緯で、半日で解決した。お役人、特に管理職は、このようなイレギュラーなケースについては「出来ない理由」を考えるのではなく、相手の立場に立って「どうしたら出来るだろうか」と考える能力が求められる。(ゴマをするだけの能力ではダメだ!)

 今後の解決方法として、国際都市を標榜するのであれば、国際的に「遠隔地決済」の標準である、クレジットカードによる「Paypal」などの導入を検討すべきだろう。今回のように、英国から2400円を日本の銀行口座に振り込むと、送金手数料だけで5000円程度必要となる。名実共に、国際都市になろうではないか。

その2:国際基準に反した区役所の国旗掲揚

 大田区役所の本庁舎の玄関上には、向かって左に日本国国旗、右側には大田区旗が掲揚されている。これは結構なことなのだが、掲揚方法が問題なのだ。365日、雨の日も雪の日も、夜間も掲揚されっぱなしなのだ。これは、国旗掲揚の国際基準に反している。国旗は、荒天時は掲揚しない、掲揚は日の出から日没(又は始業から終業)とするのが常識である。

 さらに、降ろすことを考えないで設計したため、今回の震災時や終戦記念日など、反旗にする必要がある場合は、高所作業車を持ってこなければいけない大仕事となる。

 そこで、この日記に「国際都市というなら、旗も笑われないようにせよ!出来るかな〜」と書いた。すると、なんと、やるっじゃん!この掲揚方法をやめ、区役所前に国旗掲揚塔を新設し、毎朝、毎夕、掲揚、降下を実施すると言うのだ。素晴らしい!!それでこそ、国際都市に相応しい。すばやい対応に(本庁舎完成から13年ほと経っているが‥)敬意を表する。

 以上、2件、ご報告申し上げる。


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