いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年03月18日(金) 合法的略奪(買いだめ)はやめよう!

 近所のスーパーでは、卵やジャガイモ、玉ねぎ、テイッシュ、トイレットペーパー、電池、米などが売り切れだそうだ。また、周辺のガソリンスタンドには、かって見たこともない長い車列が給油を待っている。

 はたして、東京都内では、そんな買いだめをするほど切迫した状態なのだろうか。各国メデイアが震災後、我が国で略奪などが起きていないことぉ賞賛してりう、との報道があった。

 本当だろうか?確かに被災地の人々は、少ない食料や水を分け合って、みんなで助け合って暮らしている。我先にと、支援物資を奪い取るような、どこかの国のような光景は見られない。

 が、だ。揺れと停電、通勤困難以外には大きな被害のなかった東京で、大規模な略奪が行われているではないか。たしかに、お金を払っているから「略奪」という言葉は当てはまらないかもしれないが、自分だけ助かれば、自分の家族だけ食べれれば、という我欲こそ問題だろう。

 いささか言葉使いに問題があったが、石原都知事が言ったことは多くの国民が思ったのではないだろうか。まるで意思のあるかのごとく、人間の作り上げた建物や車、さらには人間までをも呑み込んだ津波の映像。

 神様が人間の我欲に怒った、と表現した石原都知事の言葉には私も賛意を示す。ただ、神様の怒った先は、決して今回の震災で被災した方々ではない。すべての人間に対する警鐘と受け止めるべきだろう。

 だからこそ、食品や生活必需品、ガソリンの買占めなどに走る「我欲」はやめようではないか。ガソリンなどの備蓄は90日分確保されているし、食品の供給、電池の生産も戻っている。いざとなれば、大田区の各区立学校には、懐中電灯や電池、食料の備蓄もある。

 いまは輸送手段に問題があって滞っているだけだ。しばらくすれば解決する。そんな時に、混乱を増幅するマスコミの報道も大問題だ。マスコミの報道に惑わされずに、どうか「合法的略奪」をやめようではないか。

 「あなたらしければいい」という日教組の「我がまま教育」の実践はご勘弁!いま、私たちに出来る最大の、被災地支援は「略奪中止」と「節電」であることを皆で肝に銘じようではないか。

***予備自衛官招集について****

本日現在、防衛大臣名の招集命令書は届いていない。やるなら、早くしようよ!それでなければ「予備自衛官まで出しました」という「いい訳」になってしまう。


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