2011年03月13日(日) |
大田区被害・停電情報など |
一昨日の大地震により大田区内では大きな人的、物的被害はなかったのは幸いである。山王のお風呂屋さんの煙突が崩壊したのが一番大きな被害だろうか。それよりも大田区での問題は駅前滞留の「帰宅困難者」である。
実は、このような事態を想定して大規模な訓練を昨年12月12日に蒲田駅で関係団体と合同で行っているのだ。まさに、今回はその成果が試されたが、小さなことを除けば概ね訓練成果が活かされたと思う。やはり、訓練は重要である。
区内で最大の避難所になっては、蒲田駅東口にある区民ホールアプリコである。客席1500席のホールで1150名が一夜を明かした。朝訪れて見ると、1000枚の毛布や非常食が配布されていた。
西口の日本工学院には400名、駅近くの御園中学校にも50名が避難した。唯一、出張所として避難所になった六郷特別出張所には35名が滞在した。なかには黒人のカップルもいて、避難対策への国際化対応も考慮すべきと思われた。結果、区内18ケ所の帰宅困難者受け入れ施設で2400名を収容した。
さて、目を被災地へ移すと実に多くの迷彩服の陸上自衛官が頼もしく働いている。陸自3万人、海自、空自各1万人の合計5万人の隊員が災害派遣で出動するようである。朝一番に、航空自衛隊の担当者から「安否確認」があった。陸自は予備自衛官(当初は、即応予備自ではないかと思われる)の招集を検討しているらしいが、空自の私も是非行きたいものだ。
ところで、ハイチや海賊退治への自衛隊派遣を「海外派兵反対」と叫んでいた方々は、やけに静かだが「被災地に派兵反対」となぜ言わないんだろうか。ご都合主義である。また、米海軍第七艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」をはじめ海軍艦船10席も海から救出に参加してくれている。
「原子力空母反対」「米軍出て行け」は言わないのか?こんな時に、そう叫んだら「首尾一貫」と褒めてやるが、左翼やフェミニスト、エセ平和主義者、文化人などは、それはそれ、これはこれ、といつものご都合主義に走るのだろう。ふざけるな!!ありがとう、陸海空自衛官各位、米軍人各位!
***大田区の停電情報(大田区災害対策本部のメールより転載)***
東京電力から計画停電の情報を得ました。 東北地方太平洋沖地震の影響により、3月14日以降、北千束1〜3丁目付近で、1日約3時間の停電となります。 このことにつきましては、本日(3月13日午後5時以降)、政府及び東京電力が報道発表するとのことですので、ぜひ、お聞き取りください。
大田区災害対策本部
22:00追記
該当地域住民あて停電情報を下記のとおり提供いたしますのでお知らせいたします。
なお、情報提供手段は読売、毎日、朝日、東京の各新聞で3月14日付朝刊にて折込み、大田区防災行政無線、大田区ホームページ、ケーブルテレビ等でも周知を計る予定です。
以下は新聞折込文の一部です。
【停電のお知らせ】
東京電力から計画停電(輪番停電)のお知らせです。
東北地方太平洋沖地震の影響により、3月14日以降、下記の地域では、1日約3時間(午前6時20分から午後10時までの間)の停電となります。
停電の時間帯は、日によって異なります。
ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。
○ 北千束1丁目〜3丁目付近
(後略)
大田区災害対策本部
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