いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年01月13日(木) どっちも「お役所仕事?」日本郵便蒲田支店 VS 区総務課

 しかし、染みついた企業(?)文化というものは恐ろしいものだ。今日は、それを痛感する事件に遭遇した。

 昨日渋谷区内から発送された、区役所10階の住所での私宛「急ぎの書類」があった。相手先から「明日午前着のゆうパックで送った」と、送り状の番号も連絡があったので待っていた。自宅宛では「急ぎ」に間に合わないので、区役所10階にあえてしたのだ。

 午前中、区議会保健福祉委員会があり、昼は障害者団体の新年懇親会に出席し、午後1時すぎに役所に戻った。議会事務局職員さんに「私宛の荷物来ていない?」と確認するが、ないとのこと。

 パソコンでゆうパックHPで追跡すると、蒲田支店(旧郵便局)に早朝3時すぎに到着し、午後12時31分に「お届け済」、と出るではないか。再度、議会事務局職員さんに説明すると、さっそく文書交換室という民間に業務委託をしている箇所に連絡をしてくれた。ここは、以前、メール便数百通を役所内で紛失した箇所である。

 なんと、あった。確かに区役所までは「お届け済」だった。私の督促で、9階にある文書交換室の委託業者(運送業者)が、ゆうパックを議会事務局に持って来たのが午後1時半。日本郵便蒲田支店到着から、10時間以上経過していた。日本郵便蒲田支店の誤配は有名であるが、この呑気さは困ったものである。


 ここでの問題点は二つある。

1.日本郵便はHPなどで、ゆうパックの配送で「時間指定が無料」と宣伝している。では、午前中指定とは、正午までではないのか?12時31分は?

2.「午前中」と書かれたステッカーが貼られたゆうパックを受領した文書交換職員(委託業者)は、時間を確認して、すぐさま「庁内」で配送すべきである。

 いずれも民間業者になった「元、お役所」である。ところが、同じ荷物でも、ヤマト運輸や佐川急便、アスクル等であると、ドライバーが各階の宛名の課まで持参してくれるのだ。これが「民間」であろう。日本郵便は郵政省の時代から、区役所宛ての郵便は、速達だろうが「宛名の課」まで持ってくることはなかった。その名残なのだろうか。

 ヤマトや佐川が出来る「各階配送」を、なぜ日本郵便はできないのか?しないのか?区役所も、その違いをなぜ今まで放置しておいたのか。

 答えは簡単!そんな問題意識を持つ必要がない職場、企業文化の会社(?)だからである両社(?)とも。お役人文化の慣れ合いとの言えよう。

 両社の本音はきっと

日本郵便:いいじゃないか、30分ぐらい遅れたって‥

区役所:たかだか、1時間半遅れだろ。昼休みを除けば30分じゃないか‥

 
 どいつもこいつも、情けねえな〜

 
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