2010年10月08日(金) |
しめくくり総括質疑@決算特別委員会 |
今日は、いよいよ決算特別委員会最終日。交渉会派(所属議員3名以上)による各20分のしめくくり総括質疑が行われた。一人会派が48名中7名もいるのに、しめくくりが出来ないというのもどうかと思うが、一人会派を決算委員会に出させないという、超古典的な江戸川区議会に比べれば「まだまし」か。各党のしめくくり総括質疑についての所感を。
民主党:(都野けい子議員) 20分間、最初から最後まで「聴覚障害者」についての質問に終始し、最後に支持母体であろう日教組がらみの質問で終わった。このような特定の分野についての質問は「款別質疑」であるべきもので、総括質疑とは理念や取り組みなど大局的な質問をするのが「仕来り」である。
共産党:(藤原幸雄議員) 主に高齢者施策について質問していたが、高齢者の祝い金の廃止について「区長はどう思うか」との質問に、区長は答えず、担当課長が「総合的に判断して廃止したが、それ以外にグループホームなど作った」と、論点すりかえの答弁には笑った。そこで、藤原議員は、先日5000万近くかけて行った「グローバルエキスポ」を引き合いにだし「あんな羽田空港でのお祭りをやめれば高齢者祝い金が出せた」と追及。だめじゃん!区長なんで答えられない、と聞かなきゃ。いまの区政最大の問題点は「区長が決めない」ことだろう!
公明党:(富田俊一議員) 区議会で3本の指に入るであろう冷静な説得力のある話し方で質問。企業誘致の質問に対する、伊東産業経済部長の答弁が「蚊の鳴くような」声で聞こえない。「聞こえないので再度」と言われる始末。私に「部長がそんなじゃ、中小企業の元気が出ないぞ〜」と野次られた。最後は「区長に」と指名していないのに区長自らが答弁。さすが与党!
自民党:(大森昭彦議員) 区内工業生産量などのデーターを示したのはいいが、「5万億円」だの「4万億円」という聞いたこともない単位には、つい「5兆円だろう!」と野次でご注意申し上げた。「私も板金屋をやっていましたが‥」と過去形での質問。あれ、それにしちゃよく区役所地下駐車場に「社名入りトラック」が「お泊り駐車」しているが、あれは「お仕事」ではないのか?最後は「区長の決意を」と、松原区長へ来年の区長選挙出馬宣を宣言させるデキレースで終わった。
今期(議員任期)最後の決算委員会が終了した。はたして、来年の決算委員会の席に48名の議員のうち誰が欠けているいるのだろう。(お前だろう、との声あり!)
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