いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年01月01日(金) あけましておめでとうございます、は公選法違反

 いよいよ新しい年が始まった。無粋な公職選挙法のおかげで「公職の候補者又は公職にある者」は、「時候の挨拶」目的のハガキや掲示物、名刺広告などを出すことが禁じられているのだ。

 たまに、頭の悪い痴呆(地方)議員が、業界紙などに「●●議員」という肩書きをつけて「名刺広告」を出しているのを見るが、明らかに違反行為である。まあ、公職選挙法にまったく違反しないというのは、「生きるな」というに等しいとすら思える。

 例えば、自分の住んでいるマンションの管理人さんに、日頃のお礼として「お裾分け」でりんごの一つも差し上げたとしよう。彼が大田区民(有権者)でなければいいいが、大田区民だとすると「買収行為」となる。

 毎年、お歳暮を下さる支持者がいたとする。頂くのは合法であるが、お返しは、上述したと同様「買収」となる。妻や子どもの名義であっても同様だ。まったく、いまどき「買収」などする候補者がいるのだろうか。

 新年早々、いい訳じみてしまったが、そういう訳で「おめでとう」とは書けないことをお許しいただきたい。

 昨年は、民主亡国政権を「民意」で選んでしまった結果、外交、安全保障上は、我が国は大変な危機に陥ってしまった。恐ろしいことに、その危機的であることを、政府与党の議員があまり感じていないようだ。

 彼らが熱心なのは、子ども特別手当や、農業従事者への所得保障など「財源なきバラマキ」である。まさに愚衆政治、有権者の歓心を「金」で買おうとしている。騙されてはならない。

 さて、私自身はどうするのか?様々な方々からご質問をいただく。以下、よくある質問Q&Aコ−ナ−を開設する。

Q:いつまで区議会議員をやっているのか?都議会には行かないのか?

A:都道府県制度に意義を見出せない。さらには、自民、公明、民主だけでなく共産党まで、お役人に質問原稿を書いてもらって、それを「朗読」する都議会には、何の魅力も感じない。

Q:一人会派でつっぱっていても、何も出来ないだろう?

A:会派に入ることで「聞き分けのよい議員」になるつもりはない。お役人の提案を、すべて「YES」という議会なら、議員報酬の無駄遣いである。議会会派で便利なのは、お役人だけである。ぜひ、傍聴に来て欲しい。何が問題が、1時間も聞けばわかるはずだ。

Q:自民も民主も批判してるが、どうしたいのだ?

A:憲法は間接民主主義と、普通選挙を規定している。つまり、誰かを選ばなければならないし、「判らない」という国民を想定していない。その意味から、どちらの政党も我が国の政権を担うには力不足、理念不足であると批判している。が、選ばねばならぬ。ベストの洗濯ではないが、比較すれば、まだ自民党のほうがマシ。ということで、私は、最近の国政選挙では自民党に投票している。

Q:次の区議会議員選挙はどうするつもりなのか?

A:23区の多くの志ある友人の区議会議員が、毎回選挙前に悩む命題である。次回の選挙には「出ない」と、はっきり決断している2期以上当選の区議を何人も知っている。あまりに閉鎖的な「ムラ社会」である、区役所、議会。さらにはその社会に無関心な区民、という構図に嫌気がさしての決断は、彼らに共通している。

私も、同様の気持ちを常に抱いていることは否定できない事実である。では、どうするか?まだ答えは出ていない。

 兎に角、自らの良心と神(宗教上のそれではない!)に恥じない一年にしたい、それを決意した元旦である。

あれ〜!!!!もうビ−ル終わりですか?お義父さん‥‥


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