2009年09月10日(木) |
あちゃ〜!いぬぶし、まさかの落第! |
私は、人生の中で二つ中途半端にしていることがあって、これを一生かけて解消して行こうと思っている。ひとつは大学だ。航空自衛隊生徒を辞めて、米国の大学に入ったが、中退して帰国した。
10歳で他界した父は臨終の床で継母に「秀一(私のこと)を大学まで頼む」と言っていたと聞いた。その後、継母とは別れることになり、自力で進学しなければいけないことになった。米国の大学を中退して帰国してから、ずっとそのことは気にしていた。
会社を興して事業も安定してきた昭和60年。特殊法人放送大学学園が設立され、テレビ、ラジオ、面接授業を複合的に取り入れた放送大学が開学された。いつでも、どこでも、だれでも、のキャッチに引かれ入学した。当初の教授陣は「誰でも入れるが、誰でも卒業させない」との意気込みで、単位取得も大変だった。
ところが、バブルがすすみ会社が忙しくなると、学校から遠のき、退学、再入学を繰り返すことになる。そして、いつの間にか25年もたってしまった。124単位で卒業だが、今学期9単位不足していた。本日成績が届いてショック!!!
2科目落してしまったのだ。合計120単位。卒業要件に2科目4単位足りないのだ。嗚呼、半年卒業が延びてしまった。同時に学んでいる大学院は12単位をゲット。修士論文を除けば、残り5科目10単位である。
さて、もうひとつの中途半端は自衛官である。将来自衛隊に勤務することを想定して4年間、食費、制服、授業料無料のうえ給料まで頂いて学校を卒業させてもらった自衛隊生徒。
自衛官として勤務せずに辞めてしまった。若気の至りである。せめてものお詫びに、年5日間の予備自衛官訓練に昭和63年から毎年出頭している。
これが私自身が勝手に決めている、二つのケジメである。
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