2008年08月31日(日) |
燃料代ぐらい払えよ!河野議長さん |
明日から広島市で始まるG8下院議長会議に、各国議長の移動に航空自衛隊の運航する政府専用機が使用されることが、河野洋平衆議院議長の「鶴の一声」で決定された。
政府専用機は、事前に調査のため1回運航され、危機管理上の理由から空の1機も同時に運航される。東京広島間の燃料代は、片道約465万円。合計で1395万円の燃料代がかかることになる。
ちなみに民間機をチャーターするとおおよそ1000万円だそうだ。人件費などを含めると政府専用機が相当割高になる。が、私は、G8議長会議の主催国としての相手への儀礼、我が国の威信、さらには危機管理上の理由から政府専用機を利用することには賛成である。
がだ。なぜ、衆議院が所管する国家行事の燃料代を航空自衛隊が負担しなければいけないのか、それは理解できない。民間機を利用した場合は、衆議院の予算で、政府専用機を使えば防衛省航空自衛隊の予算とは、いささか違うのではないだろうか。
現在、燃料高騰の影響で、陸海空各自衛隊は燃料節約で訓練もままない状況が続いている。命令であれば空自は運航せざるを得ないだろうが、燃費は持ってよ!でないと、本来目的の訓練ができなくなる。
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