いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2007年10月29日(月) 国歌斉唱不起立教員名簿は破棄せよ、だ?

 久しぶりにひどいニュースに出会った。以下ご参照あれ。(時事通信) 

神奈川県の個人情報保護審査会が、県教委が国歌斉唱時に起立しなかった教職員の氏名を校長に報告させていたのは思想信条の情報収集に当たり県条例違反との答申を出したことを受け、同県教育委員会は29日、収集した教職員名をいったん破棄した上で、個人情報保護の手続きにのっとり改めて氏名の報告を求める方針を固めた。引地孝一教育長が同日、不起立者の情報に関して「県個人情報審議会へ諮問する方向で検討したい」との談話を発表した。

 公務員たる教員が、職務としての式典でその列席者に不快な思いをさせること、また学校長の指揮命令に背くことは大問題である。ましてや、教育者である。たとえば彼らは、合唱団のメンバーとして舞台上にあがった時、ある曲が気に入らないといって着席するのだろうか。

 バカである。別に、公立学校の教員をやっていなくて結構だから、公務員もおやめになって、北朝鮮にでも亡命されればいいと思う。なぜ、そんなに嫌いな日本国の公務員をされているのだろうか。

 彼らの思想信条など、へぼいものだと思う。県も提訴されるのを覚悟で、懲戒免職にしてみよう。すると、生活が困る。退職金が出ない。日教組とて、長期にわたる裁判費用は負担できないだろうし、そこまでの精神力もないだろう。

 要は、世間知らずの甘えん坊ちゃんが教員になっているということだ。身分は安定しているし、何言っても首にならない。教室に入れば「先生」と呼ばれ、誰にもとがめられない。そんなヤツに教えられた生徒が、規則を守るようになる訳がない。

 旧聞に入るが、大田区立の学校教員が事件を起こしても、首にならない事例が多い。「大丈夫、何か悪さをしてもバレなければ。バレたら謝れば大丈夫。先生を見ればわかるだろ。な!」と教えているに違いない。

 そして、今度は「何か都合が悪くなったら、個人情報で訴えれば大丈夫」と教えるのだろうか。

 ところで、この個人情報審査会のメンバーを知りたいものだ。会長は神奈川大学の憲法学者のようだが、はたして左傾していないだろうか。さらに、教育委員会もだらしがないな。「本件は、思想信条ではなく、職務命令違反者の情報である」と突っ張れよ! 


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