2007年05月09日(水) |
「センセイ」と呼ばないで議員連盟(?)設立 |
議会というところは、運営から議事など、すべて「小国会」と言っても過言ではない。区議会や市議会などは、もっと活発に議論をし、事前打ち合わせや調整なしで行うべきだと主張しているのだが、多くの議員さんは、そう思っていないようだ。
そのような「国会まねっこ」の中でも、毎日耳障りなのが「センセイ」という呼称である。だいたい海外の土産物屋に行くと、ヘンタクソな日本語で「そこの社長さん、センセイ!」と声をかけられる。いずれも、敬語ではなく蔑視としか聞こえない。
一期目の時は、選挙ボランテイアの学生さんに「センセイと読んだら罰金100円」という規則を作った。また、当選後もお役人に「センセイ」と呼ばないでください、とお願いし、心ある方は「いぬぶしさん」と呼んでくれていた。
しかし、そのうち「センセイ」と呼ぶお役人が多くなり、一々訂正するのも面倒になり、2期目は「センセイ」と呼ぶお役人が多かった。議員の中には、区民の集会などで「センセイ」と呼ばないと文句をつける輩もいるようだが、どうも私はこの呼称が嫌いだ。
そこで、3人の議員が発起人となって、「センセイと呼ばないで議員連盟」なるものを立ち上げ、本日、議会事務局長宛「要望書」を提出した。議会事務局はもちろんのこと、各部局にも「センセイ」と呼ばないよう連絡して欲しい、という趣旨である。
確かに、今まで「センセイ」と呼んでいたお役人にしてみれば、この3人だけ「○○さん」と呼ぶのは面倒だし、慣れないと思う。が、それが意識改革の一歩だと思って、是非お付き合い願いたい。また、大田区議会議員各位には、是非、この議連に名を連ねて頂きたいものである。
センセイと呼ばないでの賛同議員(敬称略)
荒木秀樹 奈須りえ
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