いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年05月25日(木) ご苦労さん消防隊・消防団@糀谷のアパート火災

 今日は、会合の流れで蒲田で飲み会。私は、店の場所だけ聞いて自分の経営するお店へ出かけた。懇意にしている会社の社長が、貸切で利用してくれているので、挨拶をするためだ。店内には、若い社員さん下職さんがいっぱいで、ものすごい熱気と騒ぎだったが、お店が賑やかなのは、なんとも嬉しいことだ。

 ところが、その賑やかさを消すほどの勢いで、消防車のサイレンが鳴り響いていく。間髪いれずに、先輩議員の荒木秀樹議員(大森消防団員)から電話が入った。

『西糀谷で火災発生。100平方メートル以上焼いて延焼中。現場に行ったらどうか。』とのこと。

 現場はすぐ近くだたので、駆けつけると、凄まじい勢いで炎があがっており、時折『ボーン』という破裂音がする。現場は、細い路地の先で消防車が入れず、ホースを継ぎ足しての消火活動に、見ている野次馬からも『早く〜』との声援がとぶ。

 立ち入り禁止区域の交通整理、現場整理には、顔なじみの蒲田消防団第二分団のメンバーがあたっていた。生業の忙しい時間帯だろうに、火災現場に駆けつける消防団の方々には、本当に頭が下がる。

 アパート2階に上がった消防隊員のすぐ脇の窓が、爆発音とともに飛んだ。隊員は、慣れた様子でたじろぎもせずに火災の中に入っていく。身震いをして、涙が溢れるほどの感謝だ。人は、何故、自らの生命を賭してまで、職務の遂行にあたれるのだろう。本当にありがたいことだ。

 荒木議員は、区役所の担当課長に電話をされ、被災者の保護に全力を尽くすように依頼をされたとのこと。万全を期すために、携帯の番号を知っている別の地区の特別出張所長を通じ、同様の依頼をした。結果、まちなみ整備課長と、出張所職員が現場に出動した。

 こんな混乱のなか、荒木議員が議会で提案された『大田区』のノボリがあれば、被災者が識別できるのに、と思いながら現場を後にして、蒲田の飲み会に。

 ご苦労様、消防隊、消防団、区職員、の皆さん!




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