2004年11月28日(日) |
『自衛官は学問の府にダメ』早稲田の理事さん!頭大丈夫? |
今日は、紺碧の秋晴れ。市ヶ谷駐屯地で開催された、自衛隊東京地方連絡部創立48周年記念祝賀会に出かけた。
地方連絡部とは、陸海空三自衛隊共通の組織で、自衛官の募集、退職自衛官の就職援護、予備自衛官の管理、自衛隊の広報を行っている組織である。各都道府県にあり、その下に募集事務所、出張所などがある。
私は、自衛官募集相談員、自衛隊大田協力会理事として招待されている。ネームプレートなどにも『区議会議員』とは書かれない。田村参議院議員(空自OB)も『郷友会会長』の肩書きである。『政治的活動に関与せず』ということだろうか… それにしては、今まで来たこともなかった、民主党の都議が何人か来ていた。(来年の都議選があります、などと挨拶していた)
会食では、あの『ヒゲのイラク派遣隊長』こと、佐藤正久一等陸佐と親しくお話をすることが出来た。是非、国会の場でイラク派遣隊員の苦労を証言して欲しいものである。来週には、福知山の連隊長として赴任される合間をぬって参加していただいた『ヒゲの隊長』は、テレビで見るより、とても優しいジエントルマンであった。
腹がたつのは、早稲田大学である。本日午後、早稲田大学の学生グループ主催により、イラクで殺害された奥大使と井ノ上一等書記官の一周忌追悼フオーラムが開催されたのだが、そこで、佐藤一佐は講演をする予定だったという。ところが、臨時理事会において『学問の府において、現役自衛官の講演はふさわしくない』との理由で中止したのだ。
早稲田も地に落ちたもんだ。学問を学理としてだけでなく云々といった建学の精神はどこにいった。奇麗事の、事なかれ主義の役人のような理事だけなのか。『退職した自衛官ならいい』そうだ。情けない!
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