いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年07月03日(土) 祝 航空自衛隊創設50周年!

 この7月で、航空自衛隊は創設以来50年を迎えた。三自衛隊の中で、一番歴史が新しい。陸上自衛隊は、警察予備隊⇒保安隊⇒陸自となり、海上は、海上警備隊⇒海自となったが、航空自衛隊は、最初から航空自衛隊である。

 私は、その航空自衛隊の生徒(少年自衛官と呼ばれている)18期生。昭和47年4月7日、紅顔の美少年(?)は、15歳にして自衛官になった。(自衛官というよりは、高校生であったが)それが、今や、50期生が入校している。

 現役時代に、1期生などが訪問されると、正に神様に会うような畏敬の念を持ったものだが、今、学校に行ったら、その年齢差32期。神様なんてもんじゃない年になってしまった。

 当時、昭和47年は、まだまだ学生運動が残っており、制服で街に出ると「税金泥棒!」と言われたり、沖縄返還で、多くの航空自衛官の子息が、住民票移転拒否で、学校に入れないなどという馬鹿げた時代だった。旧ソ連の偵察機やら爆撃機が我が国領空に侵入または接近する事例が、年間700回、我が国領海にも、かの国の潜水艦がウヨウヨして、冷戦構造まっただなか。

 その航空自衛隊が、PKOで海外に輸送機を出す、総理や皇族を乗せて政府専用機を運行する、北朝鮮に出かける、正に隔世の感がする。そして、ほんの数年のお付き合いのつもりで入った航空自衛隊に、いつのまにか30年以上も係わってしまった。(予備自衛官)

 また、その事がきっかけで、息子まで自衛官の道を歩むことになった。
50周年おめでとう!そして、全国4万5千人の航空自衛官の皆さん、ご苦労さん!


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