2004年04月21日(水) |
新議会内会派『民主・自由・未来』結成! |
ふう〜!終わった。実感である。実は、1ケ月以上前から、区議会内に新しい『会派』を作ろう、と活動をしてきた。
多くの(いやほとんどかも)自治体において、議会内会派という『政策を共有する議員集団』を組織している。さらには、ある人数以上を『交渉会派』と呼んでいるようだ。
大田区議会には、4つの交渉会派と、3つの一人会派がある。そして、私は、平成11年の初当選以来『大田区議会自由党』を名乗り、一人会派を貫いてきた。一人会派のメリットは、毎回出番があること、いかなる命題にも、自らの良識のみで瞬時に結論が出せる、ことがある。反面、デメリットは、質問時間が短い、代表質問が出来ない、予算・決算委員会で、総括質疑ができない、などがある。
現在の大田区議会の構成は以下のとおりである。
自由民主党大田区民連合 19名 大田区議会公明党 12名 日本共産党大田区議団 8名 大田区議会民主党 5名 ネット・無所属連合 3名 大田区議会緑の党 1名 大田区議会自由党 1名 大田区の未来を展る会 1名
過半数で、決定するとすると、上位2会派で、31名。なんでも決定できる。安定多数である。勿論、委員会、議会での質問、提案は少数会派でもできる。が、やはりパワーポリテイック(数の政治)は否定できない。
さて、以上のような諸条件のなか、民主党会派内において、運営や政策実現について、相当つっこんだ議論がなされているのを聞いていた。1年間、大田区議会初めての、民主党を名乗る会派として、やってきたが、独自色を出すにはどうすべきか、など極めて、マトモな議論だ。
その議論の過程に、途中から加わり、であれば『区議会の緊張感と活性化のため』大同合流をしよう、との意見がまとまった。その基本はまとまったが、その後は難産だった。仔細は書けないが、兎に角、皆それぞれに、議会に対する思いが、少しずつ違う。
多くの障害を乗り越え、本日、無事『会派結成届』を提出した。新会派名は、『民主・自由・未来』。なにか、銀行の合併のような名だが、いい感じだ。これをもって、『大田区議会自由党』は解散する。但し、あくまで、区議会内の会派であって、総務省届出の政治団体『自由党』は不滅だし、街頭活動は『自由党』を堅持していく。ご安心を!
新メンバー(敬称略、主な職業)
山崎勝弘(元松原仁都議、名取憲彦都議秘書) 岸田 正(司法書士) 沼田秀弘(会社役員) 都野圭子(翻訳家、通訳) 田中 健(元みずほ銀行行員、最年少) 以上、民主党 金子富夫(元東京消防庁職員、飲食業、元自民党) 犬伏秀一(会社役員、自由党) 以上、無所属
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