いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年12月26日(金) 御用納めの朝、トイレに3時間。反省〜

 昨晩は、蒲田駅をお掃除する議員の会(名前がある訳ではない)と、一緒に手伝ってくれた事務局職員との「反省会」が開かれた。(会費制ですよ。勿論)呼びかけ人である、元議長の「まあ、まあ、ぐっと!」という言葉に誘われて、ワインとビールのチャンポンをやってしまった。酒が飲めるようになってから、20数年の経験則から、チャンポンは絶対にやってはいけない、と心に命じていたのだが‥

 次は、私の経営する居酒屋で、「高齢社会」を考える異業種の会に参加するため、北風の環状8号線を、区議会議員必携のチャリで走る、走る。走ると、血のめぐりがよくなり、さらに酔う。

 「高齢者社会」でも、よせばいいのにビールを飲む、飲む。いいご機嫌で帰宅したまではいいのだが、朝5時。ウッ〜駄目だ。トイレに駆け込む。出すもの出して、うがいをして寝床へ。ウッ!まただ。昨晩の会費2件分4000円が、すべて「水の泡」。そして、繰り返すこと3時間。朝8時をまわると、意外や、復活。シャワーを浴びて、会合へ。今日は、絶対飲まないぞ!

 会合は、おおた区立幼稚園友の会の主催で、「大田区の区立幼稚園を考える」というテーマで、東大の佐藤学先生の講演であった。今、大田区では区立幼稚園を廃止する方向で論議がされているが、このことを保護者の立場で考えよう、との趣旨だろう。昔からどうも「東大」は嫌いだ。親父が生前「兄弟で、東大いけなかったのは俺だけだ」と自嘲気味に語っていたからか、それとも自らのコンプレックスか。まあ、そんな訳で、「東大教授」の講演にはあまり期待もせず、主催者にも中座する旨伝えておいた。が、だ。期待?に反し、中々説得力のある講演だった。ついつい最後まで拝聴した。

 現在の我が国の教育の問題点を「信頼の崩壊」にある、と佐藤先生は指摘された。それは以下のように、左側が矢印の右側を信頼していない、ことによる、と述べられた。同意見である。(親⇒教師⇒他の教師⇒校長⇒教育委員会) さらに、学級崩壊の前に、職員室が崩壊しているとも。
 
 また、これからの幼児教育については、以下のようにまとめられた。

1.行政がビジョンを持つこと
2.公立と私立の共存をはかること
3.幼稚園と保育園の共存をはかること

 特に、2と3については、公私共同化、公私幼保相互乗り入れ、により高い水準を維持すべき、と語られた。そして最後に、子供を育てることは、「サービス」ではなく、責任である。子供を育てられる地域でなければ、コミニュテイとは呼ばない。それは廃墟である、と結ばれた。名言である。

 全区議会議員(50名)に呼びかけた、とのことだが、出席率は以下のとおりである。(出席議員数/所属議員数)最大与党の自民党は、やはり忙しいのだろうか。

 自民5%(1) 公明25%(3) 共産25%(2) 民主20%(1)
 ネット33%(1) 自由100%(1)

 そして、午前中の決意も朝令暮改!またまた、御用納めの「反省会」に参加してしまった。まったく反省の多い一年だった。


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