2003年12月11日(木) |
議員にもボーナスが出ました! |
昨日、全国500万人の公務員に期末手当・勤勉手当が支給された。教員として「不適格」との烙印を押され東京都教育研修所に入所を命じられた、教員にもこの「勤勉手当」が支給されるのは、悪い冗談としか思えないが、休まず、遅れずが基本だからいたしかたない。
さてさて、我々議員には「勤勉手当」はさすがにない。決して勤勉ではない、とは思っていないが、兎に角ない。期末手当は頂いた。この期末手当にはカラクリがあるのだ。区報などでは、議員の期末手当は、1.6ケ月分と公表されている。ところがだ、1.6ケ月を掛ける前だか後に、1.45倍の支給係数なるものを掛けるのだ。従って、実際の報酬額から計算する支給月数は、2.32ケ月になる。
何、公務員は皆、こんなことをやっているのか!と、議員になりたてのころ、職員課に殴りこみにいったら「議員さんだけです」と言われ、かっこ悪い思いをしたことがある。(管理職も、1.3倍くらい掛けるらしいが‥)
再三ここでも書いているように、議員の月報酬だけでは、国民健康保険も払えないぐらい厳しい。ボーナスで赤字を補填しているのが実情だ。しかし、だからといって、実際に2.32ケ月分、頂いている賞与を、1.6ケ月と公表するのはどうだろうか。議員には、手当がないから、それ見合いだ、と弁護してくれる役人がいる。公務員は、それでもいいだろう。しかし、議員は、正しい情報を公開すべきだと思う。区審議会、関係団体などへ出席した場合の日当、議会に招集された時に出る、費用弁償(大田区は6000円)など、報酬として、区民に公開し所得として課税すべきである、と考えるが、先輩議員の皆さんはどうだろうか。
第3回定例会の際、幹事長会で議題になったのだが、流れてしまった。再度、議論をお願いしたい。(私は、一人会派なので、幹事長会のメンバーではない)
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