いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年09月14日(日) 朝の多摩川で、大発見!草刈お役所事情

 今朝は、6時から地元の神社の清掃に出かけた。ボランテイア団体の皆さんが、月1回実施されているものだ。10数名の方が無心に境内を清掃されている。終了後、その責任者の方に連れられ、多摩川河川敷に向かう。

 なんでも、毎朝6時半から、ラジオ体操を行っているとの事。ラジカセを一人の方が持参して、相当の人々が体操をするそうだ。年に1回、その方に電池代を皆で出し合うそうだ。是非、参加させて欲しいと、同行した。

 凄い、総勢100名を超えるだろうか、老若男女、三々五々集まってくる。そして、知らない同士、自然に「おはようございます!」と、挨拶を交わす。少し暑い、さわやかな秋空が、より一層さわやかに思えた。

 ラジオ体操が終わると、かの方が、もっと面白いものがあるから、ついて来い、とおっしゃる。

 そこには、不思議な光景があった。(写真参照)
この方の説明によると、先日、大田区が委託した業者が、河川敷の草刈をしたのだそうだ。ところが、白い杭で示されている「大田区占用境界」の外側の、極狭い部分、つまり、国土交通省から借用の許可を受けていない部分の雑草は刈らなかった、というのだ。ちょっとだから刈る、という発想は、絶対にお役所や、その受託業者には求められない。だとすれば、ちょっとの部分は、大田区の業者が刈って、費用分担を、国土交通省に求めればいい、と思うが、多分、談合やら、先輩の天下り先だったり、色々、複雑な事情があるのだろう。お役所の事情、お役人の発想、利用者不在の業務など、とてもわかりやすい写真だ。後日、所管課の「所感」を報告したい。

 早起きは、三文ならぬ、色々な発見があって、楽しい!


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