いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年04月28日(月) さあ、開票だ!

 さあ、開票日。春風と新緑が目にまぶしい。選挙に没頭している間に、いつのまにか世の中は春まっさかりだったんだ。投票所に入って、開票状況を確認できる「開票立会人」は、66名の候補から、抽選で10名が選ばれた。残念ながら、当陣営はハズレたので、現場には誰もいっていない。支持者の方が、午前9時ごろから集まりだし、気が気ではないが、選挙管理委員会からのFAX速報(今回から取り入れられた)を待つしかない。第1回の発表の10時半を過ぎても、選管からのFAXはこない。すると、投票所にいっている知人から携帯に電話があった。「おめでとう!3000票だ」そんなわけないでしょう。まだ、1回目ですよ、300票の間違えでは、と問い返す間もなく、別の知人が、同じように現場にいる、都議の秘書より得た情報として「3000票」と連絡してくれた。マサカ!地域のほかの有力候補が1000票台なのに‥
 信じられない気持ちと、うれしい気持ちが交錯しながら、皆さんに発表。
拍手がわく。FAXには、選管からではなく、支持者からインターネットのデーターが届き、改めて3000票を確認できた。66名中3000票は一人だけだ。ほんとうかいな?一瞬「トップ当選」という文字が脳裏を掠める。
結果4692票、第9位だった。本当にうれしい。負け惜しみで言うわけではないが、まったく大きな支持団体がない唯一のヒトケタ当選候補。つまりトップだ、といばってもいい位いただいたと思う。私以外の上位当選候補は、なんらかの大きな支持母体の持ち主だ。「純粋区民派」の支持は、本当にうれしい。また、トップ当選すら射程距離といわれていた候補が、以外にも伸びなかったことは驚きだった。彼は、地元のすべての町会の新年会、忘年会、盆踊り、お祭り、そして、ありとあらゆる会合に出席して「顔を売って」いた。当然、「会費」も大変だったろう。道を歩けば、私の100倍の人を知っていると思われた。ところがだ‥有権者は見ている、ということだろうか。
 夜は、一部の支持者の方と、選挙反省会。ボランテイアで活動していただいた方であっても、会費を頂かないで、このような会を催すと、事後買収になる。趣旨はわかるが、なんとも無粋な法律だ。しかし、会は感動的で、本当に、いい方々に囲まれた選挙をさせていただいた。
お名前も存じ上げない「あなた」ありがとう!


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加