2002年06月15日(土) |
根無し草議員 いぬぶし |
随分と前に、区内の市民団体の”こわいおば様”から、あんたは当選しないわよ。地元がないから…といわれて、いささかショックだった。最近は、近所の自民党の先輩議員が、町会などで”根なし草議員”と、同様の趣旨の発言をしていただいているらしい。そういえば、保守系の議員で、大田区で生まれていない議員は、めずらしい。そのうえ、議員在職中に、住んでいる町会を変えるなんざ、誰もいない。地元で当選した若い議員さんは、落下傘候補だが、町会長に、”絶対、よその町会にいきません”との念書を書いたそうだ。住んでいる六郷地区の方には”あいつは糀谷の人間だ(22歳から会社をやっている地区)”といわれ、糀谷の人には、”六郷に逃げた”といわれる。確かに、根無し草かもしれない。 どこもGETできなかった、運輸省(当時)の補助金を、1ケ月で内定をもらい、羽田の町会会館を作ったのは、絶対にオレだ。しかし、すんでいない、との理由だけで、この町会の前会長の慰労会に呼んでくれない(連合町会長は、買収容疑の元都議)などの、意地悪は日常茶飯事。 マンション族や、大企業の定年退職組などには、そんな意識はないが、町会や、商店会など、古い(失礼、伝統ある)組織には、まだまだ、排他的ヨソ者論がある。糀谷では、21歳からすんでいて、35歳くらいで、やっと町会で認めてもらえたし、六郷では、地元の名士の末裔の青年(30歳台)から”お前は、この地に、断りもなく来た。家は400年前から、この地にいるんだ”と、真面目な顔でいわれたのには、たまげた。救いは、今、所属している町会は、”町会員なんだから”と、特別扱いしないでいただけるのが、嬉しい! 区議会議員は、やっぱり”オラガ村の代表選手”なんだろうか? 俺は、やっぱり根無し草。大田区民の利益のために闘うぞ!
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