いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年05月18日(土) すばらしい市民運動

今日は、大田区保育園児童館父母の会連合会(通称:ふぼれん)の総会に出席した。この団体の事務局を務めている方は、元共産党員。どうせ、共産党のかくれ外郭団体だろう(すみません)と、以前は思っていたが、知れば知るほど、凄い、そして、マトモな団体である。とかく、市民運動というものは、ある種、その団体の”エゴ”を行政にゴリ押しするものが多い。ところが、この団体は、市民自治のための、市民団体の役割を的確に認識して、議会や議員の意識改革まで企んでいる(!)。昨年は、上池台児童館が、大田区で初めて運営民間委託になると聞くや、NPO法人をたちあげ、膨大な運営企画書をつくりあげた。このすばらしい企画書に危機感を抱いた、区職員組合は、”労働強化反対”の本音を隠し、得意の”子供達のために民間委託反対!”をさけび、区職員である、児童館館長まで、反対運動に参加させたのだ。結果、民間最大のU社が受注をしたが、今後、この団体の参入が楽しみである。なぜなら、サービスを受ける側(父母)からの、注文を、サービスを提供する側にまわった場合に、具現できるのか、という検証ができるからである。さらには、もし出来たとしたら、区管理職、職員組合は、もはや、得意の”出来ない理由”を言えなくなってします。
 しかし、それにしても、文句ばかりいう市民団体の多さにはたまげる!


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