雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2020年12月19日(土) ゲームのこと

 昨日は午後半休を取って診察に行ったのだが、まさかの臨時休診。仕方ないので今日行く予定だった献血を前倒しで実施。51回目で今年の献血はお終い。来年もがんばろう。

 今日は8時頃起床。午前中に診察を済ませた。採血が終わり気兼ねなく脂質を摂取できるということで、フライングガーデンに行って肉とパフェをがっつりと食べてきた。

 それでは、今年度の振り返りを。
 今年は新型コロナウィルスによる感染症拡大の影響で、外出の制限を余儀なくされた年であった。同人誌の即売会も軒並み中止となり、特に例大祭と夏冬のコミケが開催されなかったのは非常に大きな出来事であった。しかし、うがい、手洗い、マスク着用の励行と三密の回避という対策が徐々に浸透してきて、それに伴い行動範囲も広がり、秋頃からは制限はあるもののライブやイベントも楽しめるようにはなってきた。冬になって感染拡大が第三波を迎えているが、対策をしっかり行って乗り越えたいものである。
 そのような事態での閉塞感を打破するかのように、開放的な施設である動物園には積極的に足を運んでいた。新規には静岡の日本平動物園と栃木の那須どうぶつ王国へと行き、GoToトラベルを活用して佐渡も訪問してきた。佐渡では普段1人での宿泊が難しいような旅館でゆっくりくつろげたし、何より野生のトキを撮影することができて感無量であった。あと、コンデジのP1000のクレジットがそろそろ終了しそうなので、ソニーのミラーレスα6400を購入。さらに、賞与が出るのが確定した途端に望遠レンズのSEL70350も購入。大幅に強化された撮影環境を入手したので、外出する楽しみが一段と広がった。来年はこのカメラと共に是非とも佐渡に行きたいものである。

 それでは、印象に残った作品を。
「シオとあやかしの森」
今年度の最高傑作の1つ
 絶妙な調整と快適な操作性で止め時が見つからないほど没頭できた作品。さすが老舗サークルの作品だけあって、様々な要素の徹底した調整が見事であった。経営+育成SLGという普段プレイしないジャンルだから、尚更楽しさの刺激が強く感じられた。

「リーメベルタ・ノア」
 今作も全クラスを育成して、ほぼ全スキルを取得。前作よりもマップに立体的な広がりが加わり、クラスの活躍の幅も広がって、前作よりも戦闘をより楽しむことができた。また、今作で明らかにされたリーメベルタの世界観も衝撃的であった。

「ジラフとアンニカ」
今年度の最高傑作の1つ
 魅力的な世界観と緻密に描かれたグラフィック、そして切なくも優しい物語が素晴らしく、舞台であるスピカ島の探検を存分に楽しませてもらえた。アクションゲームにおいてこれほどまでに楽しそうにジャンプをする姿を見せてくれるキャラクターは稀有であり、製作者の作品への並みならぬ配慮に大きな衝撃を受けた。また、随所にちりばめられた(頓痴気な)遊び心に製作者の素晴らしい感性を垣間見て、共感すること頻りであった。

「秘封フラグメント」
今年度の最高傑作の1つ
 あの名作ANOSシステムの後継となるべき作品。キーワードに対する固定概念を見事なまでに破壊されたうえに、2周目でこのシステムの真の姿を見せられたときはもう感服するしかなかった。さらに、秘封倶楽部の設定も見事なまでに盛り込まれて東方二次創作としても出来が良く、総合的な完成度の高さにぐうの音も出なかった。

「Dead or School」
 割と前からウィッシュリスト入りしていたのだが、今年になってようやくプレイ。当初は20時間程度で終わるだろうと高をくくっていたが実際にはその倍の40時間もかかり、予想以上に作り込まれた力作であった。東京の実在の地名が随所に登場するところに、関東住まいとしては親近感が湧いた。

「NonetEnsemble」
 Nonetシリーズといえば魔石合成ということで、今作も全ての組み合わせを解明して楽しませてもらえた。ローグライクで2人で探索するというシステムは初めてだったので、とても新鮮であった。

「ローション侍」
 今年度最大の問題作
 本気で馬鹿をやってくれるゲームは大好物であり、嬉々として飛びついた。しかし、ただ単に設定が常軌を逸しているだけでなく、タイムアタック作品としてもしっかりと作り込まれている良作であった。

「EQUALINE」
今年度の最高傑作の1つ
 計算と一筆書きを融合させて緊迫感溢れるパズルゲームに仕上げた、その発想と手腕が見事の一言に尽きる作品。暗算が苦手な私は全然先へと進めなかったが、それでもこの作品の斬新さと面白さは十分に理解することができた。是非ともSteamなど世界的なプラットフォームで発表して、この面白さを全世界の人に知ってもらいたい。

「宮本県」
 東日本大震災の体験や教訓をこうしてVNという形で発信できるのが今の時代ならではと感じた次第。今年の感染症拡大も、このような形で後世に語り継がれるのかもしれない。

「Q-YO Blaster」
 B級STG成分が欠乏していたときに出会えた横STG自機の種類はたくさんあるけど使える期待はごく一部とか、見た目は奇抜だけど意外としっかり遊べるとか、B級STG欲を見事に満たしてくれた。

「Ori and the Blind Forest」
今年度の最高傑作の1つ
 しぃゲーで知った作品。美しいグラフィックによる雰囲気を重視したゲームかと思いきや、難易度の方も一切の妥協をしていない探索アクションであった。本当にその操作をやらせるのかと絶望的な場面に多々遭遇したが、それだけに突破できたときの喜びは格別であった。そして、水のクリスタルの脱出のように、過酷な難易度だからこそできる演出にとても印象深いものを覚えた。

「丘の上の館」
 今年のホラゲノルマ。化け物から追われながら課題を達成するという内容だが、化け物に背を向けて移動する羽目になるので全然怖くなかった。

「終わる世界とキミとぼく」
今年度の最高傑作の1つ
 運に支配された世界を、あらゆる選択肢を用意してそう感じさせないよう徹底的に調整がなされており、攻略が進むごとにその絶妙さに舌を巻いた。そして、終末的な世界観や衝撃的な結末にも大きな魅力を感じられる作品であった。献血の最中にプレイすることが多かったが、プレイに熱中してあっという間に時間が過ぎていくのでとても重宝した。あと、クリアした後に公式サイトを見たら、一人で攻略する難易度ではないと書かれていて、自力で真のエンディングまで到達したことに大きな手応えを得ることができた。

「Parcube」
 同人ゲームは石にかじりついてでもクリアするよう心掛けているのだが、この作品は序盤で挫折した。これが老いというものか。

「スズとマリの冒険」
 体験版のときから期待していたパズルゲームだが、完成版は期待以上の完成度であった。仕掛けの活用方法もさることながら、全ての面において解法が間延びしないように調整されているところが素晴らしかった。そして、こういうゲームに出会えるから同人ゲームは面白いということを再認識させてもらえた。

 今年は昨年並みの作品数をプレイできてとりあえずは一安心。来年も新型コロナウィルスによる感染症の影響は続くであろうけど、心と体を健康に維持してゲームや動物園を始めとする趣味と向き合っていきたいものである。


氷室 万寿 |MAIL
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