雪さんすきすき日記
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2020年08月11日(火) |
「Coilion」のこと |
7時頃起床。今日は強烈な暑さになるとの予報が出ており、素直に家にこもることに。昨日のうちに東武動物公園に行っておいて良かった。 午前中のうちに、壁と床の隙間を埋める作業に着手。隙間の周りを奇麗にして、マスキングテープを貼り、コーキングを埋めて、ヘラでならして、マスキングテープを剥がす。この間約15分くらいだったが、初めて行う作業にしてはあっさりと終了。見た目も悪くなく、大成功に終わった。ついでに、以前から気になっていた窓サッシの掃除も実施。サッシの隙間に雑巾をヘラで押さえて掃除をするという、コーキングで使ったヘラがここでも活躍した。 その後、郵便局に行って駿河屋へ同人音楽CDを送り出し、銀行で口座の管理をして外出する用事を終わらせたが、予報通りのすさまじい暑さであった。
粗方用事を片付けて、「Coilion」(ノンリニア)を最後までプレイしたので感想を。 音楽が失われた世界にて、ふとしたきっかけから楽器を手にした主人公が世界に音楽をよみがえらせる旅に出るリズムゲーム。 画面中央に縦3段×横2列の判定箇所があり、この判定箇所に向かってノーツが画面外から曲のリズムに合わせて向かってくる。ノーツが判定箇所に重なったときに判定箇所の位置に対応したキーを押すとノーツが弾かれて、評価とコンボ数に応じたスコアが入る。評価はノーツと判定箇所とのずれが小さいほど高く、ミスをしなければコンボ数が加算されていく。 キーを押したときにノーツと判定箇所が離れすぎていたり、ノーツが判定箇所を通り過ぎるとミスとなり、体力が減少する。曲が終わる前に体力が無くなると、その時点でゲームは中断されてしまう。 演奏者は4人までパーティーを組むことができ、それぞれにスキルと装備、アイテムを使用できる。スキルには発動条件があり、スキルノーツを弾くと、弾いた場所に応じたキャラのスキルが発動する。装備は効果が永続するが、アイテムは消費する。
判定箇所の位置が画面中央に6か所と特徴的な配置であり、さらにノーツの流れ方も独自性が高い。一般的なリズムゲームでは、ノーツは決まった場所を直線的に流れてくるが、この作品では下2つの判定位置こそその流れ方であるものの、上4つについては流れてくる場所がノーツに応じて都度変化し、その軌道も直線だけでなくらせん状だったりと様々に変化する。これにより、ノーツの流れ方に躍動感が生じて視覚的に大きな演出効果を生み出している。一般的なリズムゲームとは一線を画するノーツの流れ方はとても斬新に思えた。 一方で、直線的でないノーツの動きは、直感的にリズムをとらえにくいという問題も生じる。また、ノーツの出現場所とその軌道によっては、ノーツの出現する順番と判定位置に到達する順番が前後することもあり、曲のリズムという耳からの情報よりも視覚的な情報がより重要視されることとなり、リズムゲームとしての意義が薄れてしまうという印象も受けた。
スキルや装備、アイテムといった、クリアの手助けとなる様々な手段が用意されているのは好印象。端的に言ってしまえば、これらの手段を駆使すれば力押しでクリアできるように調整されている。さらに、敵と仲間の属性も備わっており、それを考慮することでさらに条件は有利となる。 ただ、正直なところ装備やアイテムは比較的効果がわかりやすかったものの、スキルが発動条件を満たしているかを画面上で識別するのが難しく、敵の属性がメニューを開かないと確認できないのは著しく不便であった。あと、スキルの発動条件についてもコンボ数や高評価の割合によるものが多く、上級者に優しく初級者に厳しいのも大いに気になったところ。プレイヤーの補助となるものであれば、逆の視点で設定して欲しかったものである。
あと、そもそもキーボードで4つ同時押しを求めるのは無謀かと。よほど良いキーボードでないと対応は困難なのに、後半になって普通に4つ押しを要求する譜面を見て愕然とした。幸い、私は8ボタンのジョイスティックとJoy to Keyで同時押しに対応できたが、この時点で脱落せざるをえないプレイヤーが出ても何ら不思議ではない。
本編と後日談をクリアして、その後のクエストに挑戦したら人外向け譜面が流れてきたのでここで切り上げた。ノーツの軌道を都度変化させる演出効果は面白いものがあったが、リズムゲームとしては譜面に難解さを生じさせる要素でもあり、従来のリズムゲームとは違った刺激が欲しいプレイヤー層向けの作品であると感じた次第であった。
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