雪さんすきすき日記
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| 2019年11月23日(土) |
「Touhou Luna Nights」のこと |
8時頃起床。鼻炎は収まったようだが、喉の痛みは続くし咳も止まらない。
アプリ版「けものフレンズ3」セルリアン大掃除の終盤戦5-3を一発でコンプリート。トキとヒツジのけものミラクルによる状態異常が希望通りに敵を無力化してくれたことが大きい。あと、単純にオオタカのけものミラクルが強かった。これで後憂なくデイリーができる。
「Touhou Luna Nights」(team ladybug)の感想を。 レミリア嬢の作った世界に無理やり連れ込まれた咲夜さんが、レミリア嬢の退屈しのぎという名の挑戦に立ち向かう東方二次創作2D探索アクション。 操作は移動、攻撃、ジャンプ、時間停止、スキル。攻撃手段はおなじみのナイフで、左右上斜め下に攻撃可能。時間停止は画面上部に表示されている時間の間だけ行うことができ、移動や攻撃などの行動で急激に時間が減少する。スキルは特殊攻撃や回復アイテムの使用などを行う。マップ内に配置されているアイテムを入手することでスライディングや二段ジャンプなど自機の行動の種類が増え、移動可能な場所が広がっていく。また、マップ内には要所にボスも配置されている。ボスは勿論東方キャラである。 攻撃やスキルにはMPを、時間停止には時間をそれぞれ消費するが、それらは時間で回復すると共に、敵や敵の攻撃にグレイズすることで得られるアイテムでも回復することができる。グレイズの方が回復量が遥かに多く、また時間停止時以外では体力回復などの効果も得られることから、グレイズの活用は攻略する上で欠かせない要素の1つである。
咲夜さんといえば時間を操る程度の能力と投げナイフである。多くの東方二次創作ゲームでこれらが活用されてきたが、この作品も例に違わずこの2つの要素を前面に押し出したシステムとなっている。 時間を操る程度の能力については、先ずは時間停止が挙げられるが、単純に一定時間敵や仕掛けの動きが停止するのではなく、いろいろと独創性を持たせている。まず、停止時間の残量は咲夜さんの移動や攻撃により急激に減少するのが大きな特徴。なので、時間を停止させたら一定時間動きたい放題ではなく、停止した時間の中でとるべき行動を的確にとる必要がある。これにより、時間という資源管理が重要となり、時間停止による漫然な展開を防いで奥深さを与えている。 また、敵や仕掛けの中には時間が停止しても動くもの、時間が停止している間だけ動くもの、時間が停止している間は逆の動きをするものがある。これらが一種パズル的な要素となり、時間停止の活用の幅をより広げている。後半になるにつれてこれらの組み合わせがより複雑なものとなり、パズルとアクションの2つの側面から楽しませてもらえた。 あと、時間を停止させるほかにも時間の流れを一定時間遅くすることもできる。こちらは高速で動く仕掛けをすり抜けたり、敵の攻撃を見切りやすくするのに主に使われる。時間停止で全てが事足りるわけではなく、この2つの時間を操る程度の能力をしっかり使い分けるように仕掛けが構成されているのは好印象であった。
投げナイフについては咲夜さんの主な攻撃手段であるが、特定のアイテムにより身に着く「時間停止中にナイフの上に乗ることができる」という行動が実に探索アクションらしいと感じた次第。この行動にもこの作品の独創性が表れている。 時間停止中に大量のナイフを配置して停止解除と共に一斉に襲い掛かるというお約束な使い方ももちろんできる。大量のナイフを前方に投げるサウザンドダガーというスキルでこれをやると非常に圧巻であり癖になる上に、ボス戦では極めて効果的という攻略上も有効なところが素晴らしい。あと、壁や床に落ちたナイフを拾うとMPが若干回復するのが地味に嬉しい。
探索アクションなので操作性の快適さは重要だが、この点については全く文句の付け所が無い。この操作性の快適さがあってこそ、特徴的なシステムを楽しむことができるというものであり、敵に接近してグレイズで資源回復という要素も成り立つといえる。 資源管理はやや厳しめで、開始直後はすぐにMP切れや時間切れになって攻撃ができなくなることも多々あった。こちらはグレイズや時間停止の活用が前提である調整となっており、その辺りに関してこの作品独特の感覚をつかむ必要があった。特に、ボス戦では資源回復のための場面が意図的に用意されているので、それを見極めないと防戦一方となり苦戦は必至だが、逆にそれを見極めされすれば攻撃し放題であり、攻略のし甲斐があった。それが一番楽しめたはEXTRAボスの霊夢。攻略が楽しいボスに出合えると、アクションゲーム好きとしてはやはり嬉しいものがある。
演出面では、やはりドット絵の緻密さに目を奪われる。3Dでは再現が難しい細かい動きを精緻に描いており、完成度の高さは東方二次創作ゲームの中でも群を抜いているように思えた。戦闘前に眼鏡を外すパチュリーのような、1回しか見せ場の無い動きでも、というかむしろ1回しか見せ場の無い動きにこそドット絵に多大な労力が費やされており、そこに製作者のこだわりを強く感じ取ることができた。 また、東方二次創作であれば音楽面でも原曲アレンジが気になるところだが、こちらも抜群のロックアレンジで終始楽しませてもらえたと同時に、「紅魔郷」が名曲揃いであることを再認識させられた。また、ルナダイアルに始まりフラワリングナイト(ナイト・オブ・ナイツ)で締めるという並びには、咲夜さんへの敬意、ひいては原作への敬意を感じられるものがあった。
ゲームの規模はEXTRAを含めて10時間程度でクリアできる程。大作探索アクションをプレイした人には物足りなく感じるかもしれないが、探索アクションとしての基本はしっかり押さえてあり内容は十分に伴っている。また、やり込み要素も特に用意されておらず繰り返しプレイする魅力は正直高くはない。しかし、こちらも変な縛りプレイを要求されるよりは遥かにましである。 東方の原作要素を探索アクション向けに独自性を出して上手に取り込んでいる上に、それらへの敬意も存分に感じられる丁寧な作りに、探索アクションとしても二次創作としても非常に好感の持てる作品であった。
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