雪さんすきすき日記
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2019年04月28日(日) 「プロテクトマキナ」のこと

 9時半頃起床。頭痛が残っていたので、朝食をとって昼過ぎまで寝る。

 起きたら頭痛が消えていたので、カメラを持って2時間ほど外出。近所に白鷺の営巣地があるので、そこで白鷺の写真を撮ってきた。白鷺は動かないので撮るのが楽である。アマサギのような白くないのもいた。

 あと、カメラの手入れ用品とか保護用品も以前から気になっていたので買ってきた。こうしてカメラに対する出費が増えていくのだなと思いながら。

 では、「プロテクトマキナ」(ハルカナゲーム)の感想を。
 コンピュータウイルスが猛威を振るう世界において、主人公がAI少女と共にウイルスと戦うRTS。
 操作はマウスで行う。プレイヤーはAIの強化をリアルタイムで行い、AIはその能力でウイルスを倒していく。
 ゲームの進行は面単位で、AIの前に現れるウイルスを倒しながら前に進み、時間が無くなる前に面の最後まで到達すればクリアとなる。時間は経過する以外にウイルスの攻撃を受けたり、ウイルスを通過させることで減少し、無くなった時点でゲームオーバー。10面ごとにボスも登場する。
 AIの強化はチップを装備することで行う。チップには攻撃、防御、索敵、サブの4種類があり、それぞれに性能の異なるチップが用意されている。チップは敵をウイルスを倒すと得られるエナジーと引き換えに店で購入し、同じくエナジーを消費してチップのレベルを上げて性能を引き上げていく。また、同じチップでもランクがあり、ランクが高い方が性能が良く、レベルも高くまで上げられる。ウイルスは面が進むごとに強化され、また種類も増えるので、それに応じたAIの強化が必要となる。
 また、ウイルスを倒すとエナジーと共に経験値が得られ、経験値のゲージが一杯になるとAI自身のレベルが上がる。このときアビリティポイントが付与され、それを消費してAIの基礎能力を上昇させるアビリティを開放することができる。チップはゲームオーバーになると全て消滅するが、アビリティは次のプレイにも持ち越される。なので、攻略は周回を重ねてアビリティを開放し、基礎能力を上昇させることが前提となる。
 その他、敵を一定数倒すなどのミッションを達成することで、経験値等が得られるミッションという要素もある。

 まず目を惹かれたのがゲーム画面。ゲームの題材自体はネットワーク内でのウイルスとの攻防なのだが、画面内では水着を着た少女がお魚と共に(ネットの)海の中を涼しげに泳いでいくという、無機質な題材とは程遠い洒落た映像が流れていく。さらに、ゲーム中に流れる歌がAIの容姿に似つかわしい少女らしく甘いポップな歌声と歌詞で、画面を眺めているだけでとてもゆったりとした雰囲気が心地よい空間に気持ちを委ねることができる。この感覚は、ゲームをプレイしているというよりむしろ仮想空間の環境映像を観ているという感覚の方が近いように思えた。さらに、ゲーム中に流れる歌はミッションを達成していくことで3曲まで選べるようになるのだが、どれも抜群の可愛らしさを誇る名曲揃い。これらの歌を聴くだけでもこのゲームをプレイした甲斐があったと思わせるほどであった。

 一方、ゲーム内容の方は周回プレイを前提とした難易度調整で、徐々に基礎能力を上げながらチップの使い方を探り、効率的な強化を導き出していくという、割と地道な努力が必要なもの。とはいえ、RTSではあるが面単位の進行に合わせた調整にもなっており、面の最初に強化を済ませておけば、あとは画面を眺めてゆったりとした雰囲気を楽しむことができるようになっている。さらに、AIを強化していけば攻撃の演出効果も派手になっていき、視覚的な面白さも増えていく。思えば、RTSというのは操作するよりも画面を眺めている時間の方が多いわけで、そこに環境映像要素を取り込んだことの意義は革新的とも思えるほど大きいという印象を受けた。
 攻略は30面までは特に詰まることもなく順調に進み、なるほどゲームの雰囲気に合わせて難易度も緩いのかと油断させておいて、31面以降は幾度となく敗退させられてその甘い考えを微塵もなく打ち砕かれた。31面から登場するウイルスはその戦闘能力が急激に上昇するので、チップの性能をしっかり把握してきちんとそのウイルスに対処できるチップ構成を組まなければならなくなる。チップ構成を試してはその効果を検証していく過程は、30面まで到達するとなると1プレイの時間が結構長くなるので手間はかかるものの、システムを自力で紐解いていくという感覚が久しぶりに味わえてとても有意義であった。そして何より、涼しげな画面と甘い歌声によるゆったりした雰囲気に気持ちを委ねながらプレイできるので、繰り返しのプレイが全然苦にならなかった。これはとても凄いことだと思う。
 ただ、攻略の手間が説明不足に起因するところも否めない。AIの各能力値や攻撃の属性、メモリに関することなど、システムを理解する上で重要なことに対する説明がほとんど無く、それらは試行錯誤の上で理解しなければならなかった。この説明不足が攻略の敷居をかなり上げているように思えてならならず、非常に惜しいと思わざるを得なかった。そういう部分まで攻略させるというのはある意味同人ゲームらしいが、この作品については見た目からしてそういう厳しさは求められていないのではないかと思う次第である。

 ゆったりとした雰囲気にくつろぎつつも、攻略にはしっかりと頭を悩ます羽目になり、二重の要素で楽しませてもらえた。ほとんど自力で攻略したこともあり、一応の最終面である40面をクリアしたときの達成感は非常に高いものがあり、攻略の手応えを十分に味わうことができて大満足の内容であった。
 そして、RTSと環境映像の見事な融合にも高い評価を送りたい。1プレイの時間が決して短くはない作品だが、最後まで中だるみすることなくプレイし続けられたのは、環境映像的な要素のおかげである。仕事が終わって疲れた体に、この作品の持つ雰囲気は最高の癒しであった。
 あと、3曲用意された歌がこの作品の最大の魅力の1つであることは間違いない。どれも本当に可愛らしくて甲乙付け難く、どの曲でゲームをプレイするか毎回迷うほど。歌がメニューからでしか切り替えられないのがもどかしいので、メニューとは別に1クリックで切り替えられるようなボタンを用意して欲しいところである。

 今後プレイする方のために、説明不足な点を補っておきたい。
・AIの能力値
 AIには9つの能力値があり、主にサブチップで強化できる。
 POW:マテリアル属性の攻撃値に影響。ミサイル、ボムなどマテリアル属性の武器が強くなる。
 INT:クラフト属性の攻撃値に影響。レーザー、フィールドなどクラフト属性の武器が強くなる。
 DEF:マテリアル属性の防御値に影響。しかし、ウイルスのどの攻撃がマテリアル属性かは不明。
 RES:クラフト属性の防御値に影響。しかし、ウイルスのどの攻撃がクラフト属性かは不明。
 LUK:攻撃のクリティカル率に影響。クリティカル自体あまり出ないので、上げなくてもそれほど影響は無い。
 HIT:攻撃の命中率に影響。終盤で重要。一定値以上でないと攻撃が当たらないウイルスもいる。
 MOV:ゲームの進行速度に影響。進行速度が速いと短い時間で面クリアできるが、相対的に敵の密度も高くなる。
 MEM:メモリの最適化速度に影響。超重要。メモリの最適化については後述。
 AGI:攻撃速度に影響。攻撃間隔が狭くなり、単位時間当たりの攻撃力が上昇する。ただし、その分メモリの使用量も増加する。
・攻撃の属性
 マテリアルとクラフトの2種類がある。ほとんどのウイルスは両方の属性が通用するが、クラフトしか通用しないウイルスもいる。なので、両方の属性で攻撃できるようなチップ構成にしないと、そういうウイルスが倒せずに一方的に攻撃を受ける羽目になる。なお、同じウイルスでも通じる属性が異なる場合があるので、ウイルスの容姿では判断できない。
 ウイルスの攻撃も同様の属性を持つらしいが、どの攻撃がどの属性に対応するかは不明。ウイルスが通過したときの時間減少量が攻撃の中では一番大きいので、この属性に対処できるようにチップ構成をすれば効果的なのだが。
・メモリについて
 チップには使用するメモリ量が記載されていて、強いチップほど使用するメモリが多い。メモリは使用した後最適化をして使用量を減らしていくが、最適化の速度は前述のMEMに依存する。使用量が最適化の速度を上回るとメモリが圧迫されていき、メモリが一杯になるとチップが使用できなくなる。なので、チップを使用し続ける上でメモリの最適化速度は極めて重要となる。
 銃火器でいうと、使用したメモリ量が武器の過熱で、メモリ使用量が一杯になるとオーバーヒートして使えなくなるという感じ。


氷室 万寿 |MAIL
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