雪さんすきすき日記
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2016年10月31日(月) |
「鈴仙・妖夢の活劇録」のこと |
10時半頃起床。薬の影響か、朝食をとったら起きていられずに寝てしまった。お医者さんも効き目が強すぎるようだったら量を減らしていいことを言ってたので、様子を見て減らすかどうか決めよう。
「鈴仙・妖夢の活劇録」(悠遊亭)の感想を。 鈴仙と妖夢が主人公の2D横スクロールシューティングアクション。鈴仙は薬を売りに、妖夢はいなくなった幽々子を探しに幻想郷の各地を巡る。 操作は移動と攻撃、ジャンプ、スキル、霊撃。攻撃は、鈴仙はショットで妖夢は刀による近接攻撃。スキルは各面の開始前に選択したスキルを、SP(スキルポイント)を消費して使用。SPは時間で回復するほか、スキルボタン押しっぱなしで高速回復する。霊撃は消費アイテムで、自機の周囲の敵弾を消す。また、鈴仙はスライディングが、妖夢はガードや壁張り付きが可能と、操作内容が異なる。なお、2人同時プレイも可能。 ゲーム進行は、最初に訪問する場所を選び、次にスキルを選択してゲーム開始。敵を倒したり罠を避けながら右に進み、面の最後にいるボスを倒すとその訪問場所がクリアとなる。そして、8個所の訪問場所全てをクリアすると、キャラ個別の最終面が現れる。また、敵を倒すと霊力が入手でき、それを消費してスキルの強化が可能となる。
横スクロールシューティングアクションの基本を忠実に押さえた作品。山のように出る敵を勢いで倒していくのではなく、1体1体をどこでどの攻撃を使って倒していくかに攻略の重点を置いた敵配置である。とにかく、地形と敵の組み合わせが巧妙で、考えなしに突っ込むと反撃必至。大体は誘導スキルで安全な場所から倒していくが、数が攻めてくると対処しきれないので、時には1体ずつおびき寄せて自分に有利な場所で戦うなどの工夫も必要になる。この基本を押さえた攻略は、まるでアーケードゲームをプレイしているかのような気分であった。さすがに難易度はアーケードゲームほどではないが、例えばノーコンティニュークリアを目指すとそのくらいにはなりそう。最近の悠遊亭は、基本はしっかりと押さえつつも、割と難易度は攻めてきている感じがする。 ボス戦も力押しで勝てるような甘い相手ではなく、各ボスとも行動を理解しての攻略が必要。即座に反応するような反射神経を必要とするような攻撃がほとんどない分、行動を読み対処する技量が素直に結果に反映されるので、攻略を組み上げて倒したときの喜びは大きい。ボスは初見で楽勝なのもいれば、体力が減って攻撃が変わってから本番(その逆も然り)、最初から最後まで強敵と、キャラ間でかなりの差がある。個人的に、アリスと椛が2強で、難易度NormalならまだしもHardだと攻撃変化後の攻略ができずに結局力押しで倒してしまった。というか、攻撃変化後は猛攻になるのでそこまで体力を温存して最後は力押しでも正解なのかもしれない。 ドット絵の描き込みは、今回も凄い。とにかくよく動くし、攻撃内容に応じたドット絵もしっかり用意されており、相当力が込められている。自機2種類にボスが全部で10体と、前作以前の流用もあれど書き下ろした労力の程が伺われる。
難易度調整に対しては、敵の配置と地形が絶妙だと書いたが、1つ大きな不満点が。場所によっては空中にランダムに人魂っぽい白い敵が登場して自機に向かってくるのだが、自機が左右にしか攻撃できないうえに誘導スキルにも反応しないので、これが狭い足場が続いたり動く足場の上ではダメージ必至な状況を生み出してしまっていた。体力制だから多少のダメージは許容できるが、それでもこの理不尽さは気分の良いものではない。スキルを変えても本質的な問題は変わらないであろうから、この点だけはとても雑な調整に感じた次第である。あと、スキルが誘導が強力すぎて、それ以外が全て死にスキルになっているのも気になったところ。大体、自機の攻撃範囲の狭さから、初見の時点で誘導一択しかなかった。もう1つ、霊撃の使いどころが無かった(今思うとボス戦用だったのかも)。
横スクロールアクションの基本に忠実な内容に、自分の中のアクションへの基本を見直すとても良い機会であった。難易度はNormalは両キャラクリアしたが、Hardは妖夢はかなり辛そうだったので鈴仙のみ。やはり、アリスと椛がどうにもならない。
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