雪さんすきすき日記
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2014年12月27日(土) 「東方降魔叫」のこと

 今日から1月4日まで長期休暇。といっても、例年どおり半分はコミケに費やすことになるのだが。

 今日から東京入りする予定だが、午前中時間があるので1本くらい同人ゲームをプレイできそうだと「東方降魔叫」(GEN)に着手。

 いつものように本を拝借しようと紅魔館に忍び込んだ魔理沙。しかし、レミリア嬢の策略により罠にかかり、地下に落とされてしまう。果たして魔理沙は無事家に帰ることができるのか。

 魔理沙が主人公の東方二次創作アクションシューティング。上から迫る棘に触れないよう下へ下へと降りていく、下に向かって強制スクロールする独特のシステムである。
 操作は左右移動にジャンプと低速移動。攻撃はショットが自動的に発射され続け、ボムとして2種類のスペルカードが使用可能。移動には重力が作用し、床のないところでは落下していく。落下時は、低速移動や上入力で落下速度の調節が可能。また、床のある場所でも低速移動+下入力で床を降りることができる。ボムは時間で回復し、使用回数は無制限となっている。
 道中は棘から逃げるだけでは終わらず、出現する敵にも対処していかなければならない。敵の本体には当たり判定は無いが、弾に当たるとミスとなる。一定距離降りるとボスが登場し、原作を模した攻撃をしてくる。

 下に向かってスクロールするというシステムは、アクションゲームでは普通に見受けられるが、STGとしてはかなり珍しい。さらに、魔理沙の移動に重力が作用するのに対して、敵の攻撃は普通のSTG並みということで、一般的なSTGとはまた異なる弾避けの操作が要求されるところはかなり新鮮。また、スクロール速度は割と速めで、ちょっと敵に撃ち込んだり弾避けを迷っているとあっという間に天井の針が迫ってくるので、常に下に向かうことを意識する必要があり、この辺りのせわしなさも中々刺激的である。空中で落下速度を制御しながら弾を避けつつ敵を倒していくところに、下に向かって降りていくという雰囲気が強く感じられて面白い。あと、移動操作に集中させるべく、ショットを自動で出し続けるようにしたのは英断であると思った。
 ボスの攻撃も原作にかなり似せているのだが、上下が反転している上に魔理沙の上下移動が制限されている操作系では難易度も攻略もまるで異なるところがこれまた新鮮。特に、回転レーザーや全方位からの弾が一気に手強くなっており、より先を見据えた行動が重要となっている。ボス戦では、ボムの使用回数が無制限のありがたみを痛感する。
 BGMがメドレー式なのも興味を惹かれたところ。楽曲は「東方紅魔郷」に限定していないが、選曲も繋ぎも上手く、雰囲気に合致している上手い構成である。しかし、曲数が多い上にアレンジもされているので、プレイ中にどの作品の曲かが気になって、集中力が削がれてしまうのが困りどころではあるが。

 とりあえずEASYでノーコンティニュークリア。やはり、システムが独特なので、攻撃が緩いEASYでも慣れるまでは結構大変であった。しかし、STGに比べて行動に制限がある分、制御できたときの手応えも高いものが。全体的にアクション要素、STG要素共に上手く取り入れてある面白いシステムであると思った次第である。
 コミケから戻ったら、本腰を入れて攻略しようかと。C87で発表される次回作「東方降魔境」は探索要素が強くなっているようで、こちらも楽しみである。

 15時過ぎに宿に到着。明日からがんばろう。


氷室 万寿 |MAIL
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