雪さんすきすき日記
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2014年12月25日(木) 「小梅ちゃんのホーンテッドぱらだいす」のこと

 やっと新規の仕事が止まって、最終日を前に今年の試験は全て終了。見えない力に抗い、運命を勝ち取った気がする。

 ゲームをプレイする余裕も何とかできたので、中断していた「小梅ちゃんのホーンテッドぱらだいす」(GATLING CAT)をプレイ。
 アイドルマスターシンデレラガールズのホラーチックアイドル白坂小梅を主人公とした二次創作アクション。不気味なマンションに迷い込んだ小梅が、ゾンビや怪物にも物怖じせずに大立ち周りを繰り広げる。
 自機の操作は攻撃とジャンプ。敵を倒して罠を避け先に進み、その階の端にたどり着くとクリア。ダメージを受けて体力が無くなるか、床の無い場所に落下、時間切れでミス。また、4面ごとにボスが登場する。全12面。
 自機の攻撃はぴにゃこら太人形、十字架、チェーンソーの3種類で、それぞれ軌道や射程、威力が異なる。下を入力しながら攻撃で強攻撃、チェーンソーのみ攻撃+ジャンプでスペシャルアタックとなる。ただし、攻撃するたびにSPを消費し、SPが無くなると弱い人形のみでしか攻撃できなくなる。武器の切り替えおよびSP回復はアイテムを拾うことで行う。また、衣装も3種類あり、ハロウィンでは移動速度が上昇し、学園のヒロインではチェーンソーの出が早くなるという効果が得られる。
 道中にはスイッチとクローゼットが登場し、スイッチからはアイテムが、クローゼットからは衣装が出現する。クローゼットの中身は固定だが、スイッチの中身は固定とランダムの両方が存在する。

 不気味なマンションにゾンビに怪物にチェーンソーと、ホラーの定番が勢ぞろいなアクションゲーム。とはいえ、アイマスの二次創作でもあり、「スプラッターハウス」のように筋金入りのホラーというわけでもなく、どちらかというと小梅の活躍を楽しむ方に主観が置かれた内容となっているという印象。
 ゲーム内容は、横方向(面によっては上下移動もある)に進むのみだが、敵と罠、共に嫌らしい配置がそこかしこに見受けられ、すんなりとは進ませてもらえない。マンションの中は全体的に暗いので、蝙蝠のような小さい敵や落とし穴など油断すると見落とすことも多々。スイッチと転がってくる鉄球の組み合わせには何度引っかかったことか(スイッチを押している間は行動不能)。さらに、そのような配置も満遍なくあるのではなく忘れた頃に出くわすよう絶妙な間があり、引っかかるとかなり悔しい思いをさせられる。それがまた楽しいのだが。
 小梅の攻撃は基本的に単発で動作も全体的に隙が大きく、敵をなぎ倒して進むというよりも一体一体丁寧に倒していくという感じ。ここで、武器を使用するとSPを消費するというシステムがかなりの曲者。SPを回復するアイテムの出現はほとんどランダムなので、常時強力な武器を使用できるわけではなく、運が悪ければ弱い人形のみで進まなければならない羽目になる。なので、SP回復が出るのと出ないのとではゲーム展開にかなりの差が生じる。ここは体力に応じてSP回復の頻度が変化するなど、何かしらの付加要素があればとも思った次第。ところで、チェーンソーはホラーでは定番の武器であり、この武器のみスペシャルアタックが用意されているなど優遇されているが、射程の短さとSP消費量の多さで実は他の武器よりも使い勝手は悪い。きちんと攻略するなら、SP消費量の少ない人形か、真っ直ぐ飛んで使い勝手の良い十字架の方が楽であった。
 ボス戦は行動パターンをしっかり把握しないと確実に消耗戦となる。さらに、小梅の動作は決して機敏ではないので、動きが分かっていても対処できないこともしばしば。ボスの調整は、アクションゲームを数多く作成してきたGATLING CATならではと思わせるものがあった。
 キャラの描写がパーツを組み合わせてのアニメーションであり、ドット絵よりもはるかに滑らかな動きをするところも注目すべき点かと。特に、ボスキャラの生き生きとした動きは見ごたえがあった。

 先日のコンティニューしまくってクリアしたときを振り返って、武器は十字架、衣装はハロウィンが最も楽な組み合わせであると判断。十字架は、強攻撃で雑魚化したボス以外の敵を一撃で倒せるのが大きな強み。その反面、SP消費量が人形より多いのでSP切れの場面も多くなるのだが。ハロウィンは、床の針をダッシュして飛び越えるのにハロウィンでないとぎりぎりな場面が後半に控えており、そもそも時間設定に余裕が無いので移動速度は速いに越したことは無い。それを意識して挑んだところ、何とかノーコンティニュークリア達成。マニュアルにはちょっとしたゲームと記されているが、なかなかどうして攻略し甲斐のある手応えの大きい内容であった。


氷室 万寿 |MAIL
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