雪さんすきすき日記
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2013年12月04日(水) 「Twilight House」のこと

 今日は外でのお仕事。仕事中は晴れていたが、終わり頃に曇って帰る途中に雨が降ってきた。雨男の面目躍如である。

 帰宅したら「Twilight House」(RUNDSOFT)が届いていたので、今日は「NonetConcertoDistortion」はお休みしてこれをプレイすることに。
 4Gamer.netのインディーズの小部屋で紹介されていたのを見てこの作品を知ったのだが、このご時勢に低解像度グラフィック&コマンド入力式ADVと、まるで1980年代を彷彿させる作りに興味を持たないわけが無く、即注文。届いたパッケージを見て、先ずサークルロゴがマイクロキャビンそっくりであることに突っ込みを入れる。公式によると、「Worry」という作品に大きく影響を受けているとのことだが、残念ながら私がプレイしたのは「ミステリーハウス」(MZ-80B版)だけなのであった。

 起動すると、Forever 80s!と画面一杯に表示された後、懐かしのテープロード画面が。この時点でもう元は取ったようなものであるが、ここでピーガー鳴ってくれればさぞかし感無量であったことだろう。
 ゲームの目的は、閉じ込められた館からの脱出という、これまた1980年代のコマン入力式ADVにはよく見受けられたもの。コマンド入力式ということで、全ての動作は英単語を入力して行うこととなる(移動はカーソルでも行える)。沢山の部屋で構成された館の中を移動し、「LOOK」や「SEARCH」で置いてあるものを調べ、アイテムがあったら「TAKE」で取り、それをまた別のコマンド使用するという感じで進めていく。展開としては脱出ゲームが近いが、行動はクリックではなく英単語を入力するところが大きな違い。

 で、懐かしさに浸りながらプレイしていたのだが、早速詰まる。道具を使うのは「USE」じゃないの?とか、そもそもこの部屋で一体何をすればいいの?とか、まるでやることが見えてこない。仕方ないので、ちょっとだけ公式で公開されている解答を見たのだが…うん、全盛期の頃なら確かにこういうコマンドが一般的だったかもしれないけど、今それを思い出すのはとても無理。というわけで、結局解答を見ながらクリアする羽目に。

 グラフィックからアイテムから謎解きにいたるまで、全体的に80年代の雰囲気を見事に再現しており、当時を経験したゲーマーなら懐かしさに浸れること間違いなし。梯子が置いてある部屋とか思わずにんまりしてしまうことかと。しかし、解答を見た限りでは、もう少し対応するコマンドが多くても良かったのではないかという気がする。「分解」とか「切り裂く」とか、一般的からはやや外れる単語も散見されたので。とはいえ、こう思ってしまうのは今のゲームに慣れてしまったせいかもしれないのだが。
 まあ、コマンドをキーボードから直接入力する感覚が味わえただけでも、プレイした甲斐は大いにあった。


氷室 万寿 |MAIL
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