雪さんすきすき日記
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2013年07月17日(水) |
「ソウルアンカー2」のこと |
今日は今までの猛暑が嘘のように涼しくて快適であった。予報によると、少なくとも今週1週間は最高気温が30℃を超える日は無さそうでありがたい限り。
今日は「ソウルアンカー2」(ZWEi)をプレイ。前作同様主人公は村沙だが、今作では神霊廟に殴りこみという中々に大胆なことをしている。 村沙の操作は移動とジャンプに、攻撃とアンカーアクション。アンカーアクションは前作同様、フック(今作では神霊)にアンカーを伸ばして引っ掛けることで、ぶら下がったり左右に振り子のように揺れることができる。いわゆる「トップシークレット」のワイヤーアクションである。これにより、アンカーを巻き上げてジャンプでは届かない場所に上ったり、振り子のように揺れながら並んだ神霊に次々とアンカーを引っ掛けて足場の無い場所で長距離の移動をするなど、派手な動きをすることができる。また、前作ではフックは固定のと滑車程度しかなかったが、今作では垂直上方に高速移動したり低速で落下するなどの新しいフックが追加されている。 道中はこのアンカーアクションを駆使して制限時間内にゴールに向かうとクリア。ボス戦は各ボスごとに戦い方が異なるが、アンカーアクションを使ってダメージを与えるのは共通。また、ボスによっては強制スクロールの面もある。
前作の道中はアンカーアクションを本格的に使用するのが中盤以降という面構成であったが、今作では1面からアンカーアクションを使いまくりで、マップ内の仕掛けの密度も大幅に向上し、序盤からアンカーアクションの小気味良い動きを存分に堪能できる。また、ショートカットや分岐も存在して、しかもまるで違った内容の経路になるのが中々に面白い。ちなみに、前作で散々苦労させられた滑車も健在で、レールの途切れた場所で上手く滑車を渡り歩くような躍動感のある場面も増えている。その他、船に乗って地形を乗り越えていく強制スクロールの場面も追加され、前作に比べてより変化に富んだ面構成となっている。余談だが、道中にある時計のフックにアンカーを引っ掛けると時間が回復するというのが何度も出来ることに最初気がつかず、今作は随分制限時間が厳しいと勝手に思い込んだり。 ボス戦は、普通にアンカーで攻撃する面から、道中にもあった強制スクロール面、落下しながら戦う面など変化に富んでいるのだが、前作とほぼ同じ内容のボスがいたのが若干気になったところ…と思っていたら、隠しボスの2人がまた趣向を凝らした内容でしてやられた感じ。特に、最後のボスは今までのアンカーアクションの集大成的な内容で締めに相応しい戦いであった。欲を言えば、低速で落下する風船のアンカーを使う場面もあればより集大成の度合いが向上したかと。
気になった点は、道中の雑魚の存在感の薄さとスコアの意味の無さ、アンカーのコンボの判定の甘さ(時折コンボが増えない)が挙げられる。特に、スコアは無くてもいいのではないかと思った次第。雑魚についても、前作よりは凝った配置の場面も幾許かは見受けられたしボス戦でも若干は活躍していたが、これもまたいなくてもアンカーアクションだけで十分楽しめるという印象であった。全体的にアンカーアクションの面白さが強化されていただけに、余計に気になったというのもあるかもしれない。
エンディングSSでクリア達成。前作に比べて全体的に内容が大幅に強化されているが、特に道中の面構成の進歩の度合いは目を見張るものがあり、アンカーアクションを徹頭徹尾存分に堪能させてもらうことができた。予告の動画を見たときに抱いた期待に見事に応えてくれた作品であった。 それにしても、エンディングSとBの条件は何だろう…。SSはノーコンティニューで神子さまを倒し、そのまま隠しボス2人を倒すで、Aはコンティニューありで神子さまを倒すだと思うが。
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