雪さんすきすき日記
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C83の東方二次創作にもぼちぼち着手。
「DESTREACTION」(DeadFactory) 紅魔館の中で暇をもてあましたフランドールが、目に付いたものを片っ端から破壊する3Dアクション。操作系はWASDで移動にスペースでジャンプ、マウスで視点移動と攻撃というFPS準拠。攻撃は引っかきと溜め攻撃の2種類。タイムアタック的な内容で、制限時間内に本棚やテーブルなどできるだけ多くの物を壊してスコアを稼ぐ。フランを攻撃するような命知らずの敵は登場しないが、途中妖精メイドがしがみついて動けなくするという邪魔をするので、これも攻撃して振りほどく。ただし、妖精メイドは頑丈なのでしばらく倒れた後にまた追いかけてくるので、都度追い払わなければならない。 邪魔はあれど敵もなく一方的に破壊しまくることができる圧倒的な優位性は破壊に没頭できて単純明快で良いかと。あと、パンクファッション的なフランの服装がこの作品の雰囲気に合致している。しかし、マップがそれほど広くなく、壊せるものも意外と早く粗方壊せてしまうのが非常に惜しい。柱や調度品など大きな物は何度も攻撃しないと完全に破壊できないが、一度攻撃すればそれ以降はスコアが入らないので、徹底的に破壊させる動機付けがやや足りない感じもした。規模からして、割と実験作的な印象を受けた。 紅魔館全体を移動、破壊できたらさぞかし愉快な作品になるであろうかと(作る方は大変かもしれないが)。
続いて「アリスと魔理沙といなくなった上海人形」(悠遊亭)をプレイ。 いなくなった上海人形を探してアリスと魔理沙が幻想郷の各地を訪れては一騒動起こす2D横スクロールアクションゲーム。 自機は各面の開始前にアリスと魔理沙を選択。その後、キャラごとに設定された3種類の武器から1つを選ぶ。3種類の武器は近接、中距離、遠距離と主に射程の長さが異なるが、魔理沙の方が癖が強い。そして、悠遊亭おなじみのコマンド技も健在。今作はコマンド技が非常に強力で、道中、ボス共に非常に頼りになる。コマンド技は使用するとゲージを消費するが、ゲージの回復速度は早いので、その辺りは割と気にせずに使っていける。また、キャラ別の特徴として、アリスはジャンプ中の落下速度を低下させることができ、魔理沙はしゃがみ攻撃を有する。 面構成は標準的な2Dジャンプアクションだが、上からの罠が割と手が込んでいる印象を受けた。ボスキャラは有頂天、地霊殿、永遠亭、紅魔館からそれぞれ2人とラスボス。この手のアクションでは常連キャラから意外な顔ぶれまで多彩なキャラが、これまた多彩な攻撃の連続で堅実に攻めてくる。 今作の特徴は2人プレイが出来ることだが、残念ながら1人でしかプレイできないのでそれがどのような感じになるかは把握できない。が、ゲームの雰囲気からしてさぞかし賑やかになるかと思われる。それ以外は良くも悪くもいつもの手堅い作り。作品ごとにそれほど突出した特徴があるわけでもないのだが、それでも毎作楽しめるのはやはりこの手堅い作りによるところが大きい。アクションゲームの基本を押さえた面構成や調整は、目新しさこそ感じさせないものの攻略の手応えはしっかりと味あわせてくれる。特に、今作はコマンド技が強力なためかボス戦での攻防の場面がかなり明確となる調整となっており、Lunaticはとても攻略し甲斐があった。あと、アリスのドット絵がとてもかわいい。意味も無く色々な行動をさせたくなる。 NormalとLunaticの全難易度クリア。一番辛いボスはラスボスよりも衣玖さんだった。斬新なシステムもそれはそれで楽しいのだが、それも基本をしっかりと把握してこそ楽しめるもの。こういう基本を大事にする作品を発表してくれる(しかもアクションゲーム)サークルの存在は本当にありがたい。
もう1本「エマの探険2」(松の木)をプレイ。こちらはオリジナル。 好奇心溢れるエマとそれに律儀に付き合うサン。前作では洞窟探険で大冒険だったが、今作は何故かUFO探険をすることに。 というわけで、UFOの中に乗り込んでその中を探険するのが目的の2Dアクションゲーム。前作は固定画面アクションだったが、今作では横にスクロールするようになり面構成に広がりが出るようになった。また、今作の面の単位はエリアで、各エリアは他のエリアと繋がっており、前作のような1面ごとにクリアではなく各エリアを連続して突破していく構成となっている。エリアの構成は基本的なジャンプアクションで、敵を避けたり踏んだりしながら地形を走破して次のエリアに向かうというもの。敵の中には踏むとダメージを受けたり、地形代わりに利用できるものなどかなりの種類があり、それらの組み合わせによる配置でエマたちの行く手を阻む。なお、体力が無くなると次のボスまでの10エリアのうち最初のエリアにまで戻される。 UFO内は基本的に一本道で探索的要素は少ないが、ナットを消費してスイッチを押すことで仕掛けが作動し(主に扉が開く)、ショートカットや分岐などが発生する。ナットはUFO内に落ちているが、体力回復や最大値上昇などもこのナットを使うスイッチの先にあるので、積極的に集めていくと後々楽ができる。 10エリアごとに、何故か先に侵入しているエマの友達やUFOの管理者といったボスキャラが登場。おにごっこや競争など各ボス戦それぞれのルールで戦い、勝利することで先に進める。
こちらも先の「アリスと魔理沙といなくなった上海人形」に負けじとも劣らない基本的なシステムのジャンプアクションゲーム。前作はそこそこの難易度だったので正直高を括っていたところがあったのだが、今作はなかなかどうしてかなりの手応えに。基本的なシステムなので解法も実に素直なのだが、それ故にプレイヤーの技量が如実に現れてしまうことから、自分のプレイ姿勢を見直す機会が訪れること頻りであった。牧歌的な雰囲気に、ボス戦ですら遊びの一環である殺伐さとは無縁の展開、そして純朴なグラフィックも、前作同様とても味があって和やかにプレイできる。 全60エリアでEASYが往路でHARDが復路という難易度設定だが、EASYですらクリアに1時間以上かかるほど手こずってしまった。和やかな見た目や設定とは裏腹にかなりやり込み甲斐のある内容である。
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