雪さんすきすき日記
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2013年07月03日(水) |
続々・「Rosenkreuzstilette Freudenstachel」のこと |
ついにタイトルをそらで打つことに成功。
というわけで、最初の8人も倒せたことだし、この辺りで「Rosenkreuzstilette Freudenstachel」([erka:es])の感想などを。
魔力を持つもののみで構成された帝国の裏組織「エルカーエス」がある日武装蜂起を実施。同じくエルカーエスの一員であり武力による行動に反発したスピリティアがその暴走を食い止める経緯を描いたのが前作「Rosenkreuzstilette」。この戦いで疲弊した帝国軍に替わり台頭した教会が、先の戦いを「魔女の夜」として魔力使いの弾圧を開始。スピリティアも教会の手により捕らえられてしまう。スピリティアの幼馴染であり前作のボスの1人でもあったフロイディアは、スピリティアを取り戻すべく単身教会に立ち向かう。
システムは2Dアクションで、ジャンプやショット、スライディングを駆使して道中の仕掛けを突破し、面の最後に待つボスを倒すとクリアという一般的な内容。ただし、自機の挙動から行く手を阻む仕掛けの数々、そしてボスの攻撃に倒したボスの武器が使用可能になるところまで、「ロックマン」を非常に強く意識しており、いわば「ロックマン」への敬意を表した作品であるといえる。私は「ロックマン」は最初の数作しかプレイしていないのだが、Wikiで元ネタを見た限りではその思い入れのほどが十分に伺える。その他にも過去の名作や名の知れた作品の要素も、演出や面構成に取り入れられている(最たるものはゲームオーバー画面)。 主人公をはじめボスなどの主要なキャラは全員少女で独自の設定となっているが、道中の雑魚などは「ロックマン」を思い起こさせるキャラである。前作ではどうにもこの世界観の不一致が気になったのだが、そもそも方向性が「ロックマン」への賛辞であるということで今作ではその辺りはばっさりと割り切ることに。仕掛けなども内容はそのままだったり見たことのあるものではあるが、その再構築の手腕は前作同様流石なものである。 というわけで、あくまで「ロックマン」への賛辞を主とした作品であるということを念頭に置いて楽しむべきかと思った次第。なので、独自性や新鮮味といった、いつも注視している要素はこの作品においてはあまり追い求めるべきではないかと。 ただ、物語面においては独自の世界観を構築しており、こちらは「ロックマン」とは完全に切り離して楽しめる。各キャラとも設定に基づく派手な攻撃や多彩なボイスなど、演出面で目を見張る部分は多い(攻撃内容は「ロックマン」準拠のようだが)。現時点ではエルカーエスの隊員8人を倒していよいよ教会に殴りこみというところまで到達したが、今作の結末がどうなるのか非常に気になるところである。
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