雪さんすきすき日記
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2013年02月16日(土) 秀月のこと

 今日もお仕事。本当は休みだったのだが、担当者がインフルエンザに罹り急遽代役として白羽の矢が立ったわけである。
 今日のお仕事先は横浜。昨日は雪になるかもしれないとのことで心配していたのだがそれは杞憂に終わった。しかし、とにかく風が強く、体感温度が下がりまくり。現地には午後入りしたのだが、日陰には昨日の雨の水溜りが凍っていたり霜柱が残っていて、今日の寒さを再認識させられた。お仕事は16時ごろつつがなく終了。

 さて、先日の休出とは違い時間に余裕があり、このまま帰るのも何だか勿体無いので、どこかに寄り道することに。まずは、平日に行くことが絶望的になったチョコレート展が候補に挙がったのだが、調べたところ開催時間は17時までとのことで間に合わず。残念。
 それなら、めしや秀月で夕食を食べていこうということで、とりあえず荷物を上野駅に放り込み、秀月の開店時間まで秋葉原で時間を潰す。秋葉原駅前はビル風のせいか、新聞紙が何枚も宙に舞っていたり、走らないと前進するのが困難だったりとか、日常とかけ離れた光景が広がっていた。ここでは三月兎の同人ソフトを覘いて、マックジャパンでセイミツのレバーを購入。

 買い物が終わったら丁度秀月の開店時間になったので大崎へ。当然ながらここも風が強く、寒い思いをしながら秀月に到着。
 早速、焼き茄子と炙り厚切りベーコン、そしてお目当ての出汁仕立てふわふわ玉子を注文。板長のとき玉子を鉄板の上に広げる手つきは相変わらず見事であった。もちろん、玉子のふわふわ具合とぶつ切りの蛸の歯ごたえの織り成す食感も相変わらず素晴らしく、これにありつけただけでも今日のお仕事を頑張った甲斐があったというものである。

 さて、いつもならここで生中なのだが、さすがに先日吐血したのでしばらくお酒は控えることにして(焼き茄子と炙りベーコンを食べたときはかなり揺らいだが)、周りの評価が高い鶏一枚肉丸ごとからあげをご飯セットと共に注文。評価が高いのは以前から知っていたのだが、今までは生中と関西風お好み焼きに胃の許容量の大半を占められていて、食べる余裕が(物理的に)無かったのである。ここのからあげはその名のとおり鶏の一枚肉を丸ごと揚げた見た目にも豪快なもので、揚げた後に鉄板の上で蒸すことで余分な油が落ちたぱりぱりの衣に、噛むと旨みが染み出てくる鶏肉は、その高評価も納得する美味しさ。一口食べた途端、これはどんぶり飯が必要だと思ったほどご飯とよく合う味わいであった(ただし、私の胃の容量ではやはりご飯はお茶碗程度しか入らないのだが)。

 そして、入店したときから気になっていたのが、本日のオススメの一番下にあった”どらやき”の4文字。どらやきというとあのお菓子のどらやきだろうけど、お食事処でお菓子のどらやきというのもいささか不自然なので、もしかしたらどらやきという名の何か知らない料理なのかもしれないと考えを巡らせていたのだが、板長に尋ねたところ、やはりお菓子のどらやきであった。大きさ的にもそれほど大きくないようなので、まだ何とか胃に入る余裕はあると判断し、注文。
 で、これがまた驚きの美味しさ。ふわふわながらも軽すぎず存在感のある皮と甘すぎないあんこの組み合わせがとても上品な味わいで、そして何よりも焼きたての皮というのがここまで美味しいものだったことには目から鱗が落ちた。というわけで、夢中で食べてあっという間に完食。もしかしたら、このどらやきに出会えたことが今日一番の収穫だったかもしれない。
 これを食べて、どらやきというものへの考え方が大きく変わってしまい、困ったことにもう店売りのしっとりした皮のどらやきには魅力を感じなくなってしまいそうである。一応、地元にある志ち乃ならそれなりに対抗できるが、やはり焼きたてという最高の条件には敵わないかと。

 お腹一杯食べて大満足したので、秀月を後にして帰宅。日中はお仕事だったが、ここの食事だけで充実した気分になることができた。
 それにしても、ふわふわ玉子と関西風お好み焼きに加えて、鶏一枚肉丸ごとからあげまで注文の定番にしてしまうと、さすがに胃の容量的にきついものが。これから毎回取捨選択を迫られることになるのだろうか。


氷室 万寿 |MAIL
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