雪さんすきすき日記
倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEX|past|will
「ときのあくま」攻略はこちら
「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら
考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら
リプレイはこちら
動画はこちら(完成版、体験版)
Twitterはこちら
2012年07月10日(火) |
「NonetConcerto」のこと |
一昨日から昨日にかけて「NonetConcerto」を延々とプレイし、Normalの全面クリアを達成。
クエスト10以降になると使える魔法の種類が増えても攻撃力も高くなり、かなり優勢に戦うことができる。ここで主力となった魔法は闇魔法のブラックストーカー。誘導性能が非常に高く、敵にまとわりついてダメージを与え続けるのに加えて体力を吸収するので、特に空中の敵は撃っているだけで勝手に全滅してくれる。単発でチャージが長いため、敵の数が多くなると劣勢を強いられるものの、火や氷属性といった殲滅力の高い魔法と併用すれば雑魚戦ではまず負けることはない。ボスのドラゴンも、氷属性の射程の長い攻撃で遠方からちまちまと攻撃していれば安全に勝てる。というわけで、暫くは快進撃が続くのであった。
クエスト30辺りから耐久力の高い雑魚や攻撃に癖のあるボスが登場し、難易度が急上昇。クエストに登場する敵に合わせてきちんと魔法を選ばないと負けることも珍しくない。そして、ここにきて魔法の性能の調整がかなり絶妙であることに気付かされる。火属性は威力はあるが射程が短い、氷属性は射程は長いものの連射が効かない、風属性は射程は中程度で威力もそれなりにあるが軌道の癖が強い、音属性は広範囲に多段ヒットするが、空中の敵には無力と、いずれの魔法も一長一短が明確で、その組み合わせで互いの長所を活用したり短所を補ったりといった選択の妙が実に面白い。通常は強い武器が分かるとそれしか使わない私ではあるが、この作品では組み合わせの楽しさから様々な魔法を使ってみようという気にさせられた。
終盤のクエスト40以降は総力戦。大量の雑魚とボスの複合攻撃に対しては、魔法の選択に合わせて強化もしっかり行わないととても太刀打ちできない。ここで特に活躍した魔法は、 ・フレイム…初期攻撃力が500と高く連射が効く。射程は短いが、接近戦では頼りになる。火傷による追加ダメージも ・フローズンショット…400mの射程と初期攻撃力700で狭いながらも範囲攻撃もすることから、遠方の敵を早期に殲滅するに威力を発揮する。ラスボスや一部のボスを除くほとんどのボスに対しても決定打となるほど使い勝手は良い。ただし、連射が効かないので接近されると押されてしまう。 ・ピアッシングアイス…射程は450mで初期攻撃力が1500と桁違いに高く、戦闘序盤で先手を打つのに適している。単発でチャージも15秒と非常に長いが、貫通するので上手く狙えば雑魚数匹を一網打尽にすることも可能で、そのような弱点も十分補える。ただし、合成にフローズンショットを使うので、これだけにしてしまうと小回りが効かず苦しくなることも。 ・サイクロン…周囲に敵を巻き上げる攻撃を展開。初期攻撃力が400に加えて多段ヒットするので総合的な攻撃力は高い。さらに、地上の敵は一部のボスですら巻き上げて無力化し、空中の敵にも攻撃は届く。大量の敵もまとめて相手にできるので雑魚には滅法強いが、接近が難しいボスには一転して非力に。 ・カースペイン…地雷のように呪いの刻印を設置して、それを踏んだ敵に攻撃を加える。初期攻撃力が2000とこれまた桁違いに高く一度に5発まで設置できることから、地上の敵や突進してくるボスに対してはばら撒いているだけで勝手に倒れてくれる。体力吸収量が多いのも魅力的。しかし、空中の敵には全く効かず、設置した場所が確認できないので敵を誘導して狙って踏ませるような使い方も難しい。 こうして列挙してみると、改めて各属性の魔法について長所と短所が上手く設定されていることを思い知らされる。ただ、水属性や土属性、光属性については、Normalで入手できる範囲では他の属性に比べて今一つ決定打に欠けるところがあったので、ほとんど使用しなかった。
クエスト50と51はラスボス戦。前哨戦はライトニング連打で勝てたので、ラスボスもそれほど強くないだろうとうっかりフラグを立ててしまい、最終クエストでは散々苦しめられる羽目になってしまった。ラスボスは空中に静止しているのだが、周囲に魔方陣を張り巡らせて防御をしている。攻撃は本体からの弾のばら撒きと地面を直線状に隆起させるのに加えて、自機に向かって地を這ってくる魔方陣に触れると下から突き上げられ、カットイン後には回避不能の巨大な誘導弾を放ってくる。今までの戦闘とは全く別次元の激しい攻撃で、開幕後に瞬殺されることも少なくなく、現状の体力と魔法では勝ち目は無いとすら思えるほどであった。特に、地を這う魔方陣は徒歩では回避不可能で、左右への高速移動であるステップを使っても避けるタイミングが非常に厳しい。さらに、カットイン後の攻撃は1発は必殺技で凌げるものの、それ以降は避ける術が無いのである。 しかし、何度か敗北を重ねるにつれて攻略が見え、現状でも勝てる見込みが出てきた。地を這う魔方陣とカットイン後の攻撃は、特定の魔法で相殺が可能なことが判明。相殺できる魔法はいくつかあるものの、相殺できる範囲が広く撃つたびにチャージをすることで隙が少ないリズムブロウが最適であった。そして、本体への攻撃は火属性のノヴァが効果覿面であることが発覚。初期攻撃力3000と極めて高威力で、ある程度接近すれば本体に直接当てることができ、しかも連射も効いてチャージも速いことから、一気に畳み掛けることができた。というわけで、最終的にはノヴァのおかげで拍子抜けするほどあっさり勝つことができたのであった。
結局、ラスボスを完全に倒すことはできず逃げられてしまうのだが、エンディングでTo Be Continuedと表示されたことから、現在製作中の続編である「NonetConcertoDistortion」に物語は続くのであろうかと思われる。 Normalをクリアした時点でシナリオ達成率は50%。追加シナリオがあるわけでもなく、残り50%はどこへやらと思いながら最上位難易度のCriticalをプレイしたところ、1面クリアした時点で達成率が1%増加。どうやら、クエスト毎に各難易度に対して達成率が0.5%設定されており、上位難易度をクリアした時点で下位難易度もクリア扱いになるようである。というわけで、達成100%を目指すべく難易度Criticalにも挑戦するのであった。
魔法の組み合わせによる戦法の幅広さとその面白さが予想以上で、2日間は他のゲームを放り出してすっかり没頭してしまった。それゆえに、先日の感想にも書いた移動速度の遅さによるゲーム展開のテンポの悪さが尚更残念に思えて仕方ない。
|