雪さんすきすき日記
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2012年02月20日(月) |
「ゾンビ連続殺人事件」のこと |
「SATAZIUS」INSANE再開。遂にボスラッシュで4番目までミスせずに到達。4番目の上下からくるミサイルを攻略できれば何とかなりそう。
C80までの作品がまだ数本は残っているものの、そろそろC81新作にも着手できそうだということで(既に「逆転東方祭」はクリア済だが)、「ゾンビ連続殺人事件」(神奈川電子技術研究所)をプレイ。なお、公式紹介動画はこちら。 この作品は、固定画面のガンシューティング。ルールは簡単で、画面端から出て直進するゾンビを画面外に逃がす前に倒す。少女は逃がす。それだけ。操作も、マウスで照準を操作して、左クリックでショットガンを撃つ(右はポーズ)と実に単純。 そして、この作品を(いろいろな意味で)面白くしているのが連鎖。ゾンビは撃つと爆発し、近くにいるゾンビを巻き込む。で、巻き込まれたゾンビも爆発してさらに近くにいるゾンビを巻き込む、を繰り返して連鎖が起こる。隊列を組んでくるゾンビなどは、大体1体撃てば後は勝手に連鎖をして倒れていく。 ゾンビは、普通に爆発するノーマルゾンビ、広範囲に爆発するメガネゾンビ、爆発に巻き込まないと倒せないバケツゾンビ、倒すと爆発してさらに進行方向にナタを飛ばすナタゾンビの4種類。これらが各面において様々な隊列を組んで登場するのだが、連鎖が起きる場所を見極めることで一網打尽にすることができる。また、面によっては人間の少女も登場。爆発などに巻き込まれると即死んで失点となってしまうので、そうならないようゾンビを倒す位置を考える必要がある。
やられたゾンビは爆発して、緑や黒など体の色に応じた血を撒き散らし、頭や胴体腕などをばら撒いて活動を停止する。それらは倒れても残ったままなので、倒すほどに画面は血と体の部位まみれになっていき、えげつない光景が広がることになる…はずなのだが、ゾンビたちは愛嬌のある姿で動きも滑稽なので逆に笑えてしまう。が、少女が死ぬとちゃんと真っ赤な鮮血が飛び散り、一転して生々しい光景に。
動く的に照準を合わせて撃つというガンシューティングに連鎖というパズル要素を織り込んだ内容で、ゾンビが連鎖して爆発四散していく様が実に気持ちよい。面数は全50面+αとかなりの規模であり、連鎖できる点を見極めて1クリックで全滅を狙う、一定の間隔で出現するゾンビをテンポ良く倒していく、といった攻略的要素も十分楽しめそうである。スコアとかはなく、各面クリア時の評価はノーミスか1ミス、2ミス以上という単純仕様ではあるが、この単純なルールには合致しているかと。 そして、敵がゾンビという設定や滑稽な見た目ならではの黒さを感じさせる描写は結構刺激的。特に、少女が死んで鮮血が広がったときのやってしまった感は半端でない気がする。 お上品や萌えな作品ばかりが同人ゲームではないわけで、こういう自己主張の激しい作品はなかなかに強烈であった。またしても、さすが神電研と言わしめる内容であり、1ファンとして嬉しく思う。 あと、文庫本を模したジャケットデザインも面白いものがある。今作はイラストやキャラデザインを2DKというサークルが行っているようだが、「僕は森世界の神になる」のキャラデザと同じ人のようで、ゾンビたちの不気味ながらもかわいいところも納得である。
とりあえず、最初の10面をクリアしたのだが、ルールが単純なせいか解説的な面は少なく、8面くらいから本番に突入。(システムが独特なのである程度は仕方ないものの)「僕は森世界の神になる」や「ばいおるる」が中盤くらいまで解説的な面が続いたのに比べると、この点は非常に好印象。 あと、ゾンビたちの血を赤くするモードもあったのでプレイしてみたのだが、画面が赤一色になってメリハリに欠けるものが。やはり、ゾンビの血の色が緑とか黒だからこそ、少女がやられてしまったときの鮮血の衝撃が大きくなるもので。
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