雪さんすきすき日記
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2012年02月11日(土) |
「GHOST9」のこと |
昼前に起床したけど、所用を済ませていたり昼寝をしていたらあっという間に夕方に。
「SATAZIUS」INSANEは途中ミスをしたもののラスボスまで残×4で到達してハイスコアも更新。これはかなりの前進かと思っていたら、ラスボスを倒せなかったという体たらく。しかし、それなりの手応えはあったので、だらだらと続けていこうかと。
そして、先日からプレイしていた「GHOST9」(Black Bastard)について、漸くプレイ内容が落ち着いてきたのでいろいろ書いてみようかと。
中東に拠点を置き、破壊活動や要人誘拐などのテロ活動を行う毒ガス軍。最近、その拠点にて秘密裏に保持している原子炉に何らかの異常が生じていることを示す兆候を確認。主人公のスニートは毒ガス軍の拠点に単身潜入し、情報収集を行う任務を受ける。
この作品はスノートを操作して毒ガス軍の拠点に潜入、調査を行うという探索アクション。フリーで公開されている「hack9」のリメイクでもある。元々が「洞窟物語」に影響を受けて作られた作品のようで、解像度の低いグラフィックや操作感覚など、「洞窟物語」を彷彿させるものがある。ちなみに「hack9」という作品はかなりの固定ファンが見受けられる作品なのだが、フリー方面は疎いので恥ずかしながら「GHOST9」が出るまでは存在すら知らなかった。 というわけで、基本的なシステムは「洞窟物語」同様横視点のジャンプアクション。舞台は敵の拠点ということで当然ながら至るところに兵士や監視カメラが設置されており、それらに見つからないように攻撃や回避をして調査を進めていく。とはいえ、実際のところ隠密性はそれほど高くなく、一部のマップを除いては発見されても攻撃を受ける程度なので、「メタルギア」のように一気に窮地に陥るようなことは無い。ただし、隠密と表示されるマップでは発見されたら即ゲームオーバーなので、そこだけは見つからないように気を配らなければならない。また、時折ボス級のキャラも登場。さすがテロ組織だけあって武器の扱いに長けており、強力な攻撃を仕掛けてくる。 さて、元タイトルの「hack9」にあるように、ハッキングがこの作品における主要な題材の1つ。拠点内に設置されているコンピュータにアクセスしハッキングを行うことで、パスワードなどの情報を取り出して活動範囲を広げて行く。ハッキングはスニートやスニートが所属する組織の方で行ってくれるのでプレイヤーが別段操作をすることは無く演出的なものであるが、その過程をそれなりに詳しく示すことで、説得力と臨場感を高めている。また、ハッキングやネットワークなどの薀蓄がしばしば語られることもあり、ハッキングの表現に関して相当注力していることがうかがえる。 また、2.5Dシステムも特徴の1つ。通常は横視点であるが、特定のマップにおいてこのシステムによる視点に切り替わる。このマップは奥行きのある広さを持ち、スニートの視線に平行な面で切り取った2D視点と、スニートの視界を再現した3D視点を切り替えることができる。そして、通常の移動に加えて視線の向きの90°回転という操作が加わり、このマップの探索を行うこととなる。三次元のマップを二次元の横視点で探索する面白いシステムであるが、視線がぐるぐる動き方角も表示されないので、慣れないと迷うこと必至かと。
まずはゲームを軌道に乗せるのが大変であった。開始直後はスニートの体力も攻撃力も低く、その状況で探索を進めてもろくに進むことができない。いろいろ試してみて、バイヤー(アイテム屋)で攻撃力の高い武器を購入してアイテムで体力を増やすことでようやく先に進むことができた。とはいえ、セーブは自分の拠点に戻ったときのみで、長距離の探索中だろうがやられるとまた最初から。ハッキングには手順を経る必要があり、一発死の罠も随所に設置され、難易度は決して低くは無い。全体的に説明も少なく、プレイヤーの試行錯誤がかなり要求される作りではあるが、その分徐々に攻略を進めて突破したときの手応えという探索アクションの醍醐味ともいえる感覚は存分に堪能できる。 2.5Dシステムは特徴の1つではあるが、正直実験的な意味合いが強いかと。2.5Dのマップはアイテムが落ちているだけなので、そのシステムを活かしてゲームに幅や深みを与えているというわけでは無いように思われる。ただ、このシステムは次回作「HACK9 SOLID」でより洗練されているようなので、そちらに期待したい。 「洞窟物語」に影響されているだけあって曲もFC音源によるものなのだが、フリー素材なので以前プレイした「東方幻弾章」とおもいきり重複していたりする。まあ、これはフリー素材の宿命なので仕方ないのだが。
マップ上には様々なアイテムが落ちていて、敵を倒してもアイテムを落す。一部を除き武器やアイテムは現地調達が基本なのだが、未鑑定の状態では正式名称も性能や効果も表示されない。バイヤーに売ることで名称を確定させて性能や効果も明らかになるのだが、これが結構楽しくて未鑑定のアイテムを入手したら即帰って鑑定してもらっている。また、アイテムも全てが役に立つわけではなく、ゴミのようなアイテムも数多く存在する。このせいで探索がなかなか進まなかったりする(笑)。
今日の時点で第3階層まで到達。第3階層は到達した途端隠密マップで、自分の拠点に戻るためのショートカットを見つけるのに相当苦労した。まあ、近場にあったのを見落として遠くまで行ってしまっただけなのだが。
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