雪さんすきすき日記
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2011年09月29日(木) 続・「君が見た光」のこと

 右膝が悪くもならず良くもならず。冬コミまでには何とかしたい。

 今日は「君が見た光」(うしみつバナナ組)の感想などを。

 倒れた母を救うため、主人公の天空橋 光が4つの石を集めるために戦う弾幕縦STG。
 武器は高速ショット、低速ショット、ボム、魔法で、移動速度とショット、魔法が異なる2種類のタイプが選択できる。今回プレイしたのは、移動速度が速く、ショットが直線的で、時の流れを遅くする魔法のTYPE-A。TYPE-Bは、移動速度が遅く、ショットが誘導弾で、魔法は敵弾を消す光のシールドを展開できる。

 敵を倒すと自動で回収する精霊石は、スコアの素点にもなり、主人公のパワーアップにも必要な、この作品で重要な位置を占めるアイテム。この精霊石は、敵弾が画面上にある数が多いほど、敵が弾を出した数が多いほど、そしてボムが多いほどたくさん入手できる。したがって、いかに敵に弾を撃たせてから倒すかが高得点にもなり、パワーアップも早く有利になるという仕組みとなっている。ここで、TYPE-Aの魔法は時の流れを遅くするものであり、弾を沢山ばらまく中ボスやボスなどで使うと通常より遥かに多い弾が画面上に残り、倒したときに入手できる精霊石も桁違いに多くなる。ただし、敵を倒してもボス戦以外では弾が消えることはないので、ちゃんと退路を確保しておかないとそのまま弾に押しつぶされてしまう。したがって、どこで魔法を使って精霊石を稼ぎ、その後の窮地をどう抜けるかまでが攻略の要となる。ちなみに、魔法はマジックポイントが100%のときのみ使用可能で、時間経過と敵弾かすりで回復する。

 弾幕STGとしては、いろいろと目に付くところもあったものの(高速と低速の差が極端だとか、ボス戦で運の要素が高い攻撃があるとか)、攻略のし甲斐もあって普通に楽しめた。とはいえ、これはパワーアップをするために精霊石を集めるパターンが何とか構築できたため。各面クリア時に一定のパワーアップをしていないと、先の面に進むにつれてどんどんと厳しくなっていく調整となっている。なので、とりあえず先に進んで後からパターンを詰めていくのではなく、1面づつパターンを固めてパワーアップを確実にしてから先に進むようにするような攻略になった。プレイしていくうちに作者の意図が見えてはくるのだが、この進め方がシステムに縛られすぎてやや窮屈なように思えた。とはいえ、そういうのが必要なのは3面までで、ここでパワーアップを最大にしてしまえば4面以降は普通の弾幕STGと同じような感じであった。

 あと、ボムの所有数が精霊石の入手数に及ぼす影響が大きく、3面ではボムを撃つくらいならミスをした方がはるかに精霊石が稼げることに気付いてからは結構化けたような気がする。2面までに入手できた精霊石は精々20万くらいだったが、ボムを温存して3面を攻略したところ、1ミスは必至だが1,500万まで稼ぐことができた(ボムを撃ったらその半分くらい)。それに応じてスコアの方も1,000億単位で上昇するという非常に愉快なことになり、クリア時には1兆点を突破してしまった。こういう残機よりボムが重いという調整が、ボムがなかなか撃てない貧乏性の私と相性が良かったかもしれない。

 某所で散々言われていたのでその辺りの先入観もあったのだが、実際にプレイしてみると言うほどでもないかというのが正直なところ。やはり粗はそれなりにはあるのだが、そこは続編に期待することに。

 しかし、TYPE-Aは魔法で弾を画面内に沢山残すことができるのでパワーアップも早かったが、それができないTYPE-Bは果たしてどう攻略したものやら。


氷室 万寿 |MAIL
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