雪さんすきすき日記
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6章をクリア。流石終盤だけあって、学級裁判で核心に迫る事柄が次から次へと出てきて、今まで以上に刺激的な展開に。勿論、楽しさも最高潮。「それは違うよ!」の掛け声も一際冴えるものに。しかし、最後の討論のような演出には弱いんだよなぁ…。あそこでさくらちゃんを出すのは反則。おかげで涙腺が崩壊した。 面白かった! 相手の矛盾を指摘し、流れを変えるという面白さは既に「逆転裁判」で体験していたが、そこにリアルタイムな要素が加わるとここまで緊迫感が増すとは思ってもみなかった!何もしないと勝手に話が進行してしまうので、次々と流れる台詞を読み取り、違和感や疑問と手持ちの単語を比較検討するという作業を平行して行わなければならず、そこに雑音の排除や単語の選択、狙いを定めて撃ち抜くというアクション的要素も加わることで、思考と操作の均衡が実に絶妙であった。おかげで、学級裁判中は緊張のあまり文字どおり手に汗を握りながらプレイしていた。謎自体の難易度は平易な方だし、結構疑問点もあったが、まあそれは「逆転裁判」でも同じようなもので。そもそも謎解きよりも、そこを突く動作に楽しさを見出すものであろうし。 キャラクターは「超高校級の」の肩書きのお陰で、超人的な能力でも「まあ、ありだな」と受け入れられ、非日常的な状況に濃いキャラが加わることで刺激が一層向上した。楽曲も、その場面場面に相応しいものが数多く、センスの良さが感じられる。というわけで、システムを盛り上げる演出も素晴らしいものがあった。エピローグもあの内容で大満足。とあるサスペンス映画(ヒント:低予算で作り上げた傑作、2は駄作)を彷彿させるものがあったし。 おしおきは「宇宙旅行」が一番良かったかも。中盤以降は皆観念してしまっておしおきに対する恐怖心が薄かったようなので。趣味が悪いと言われるかもしれないが、この手の内容は、死への恐怖や生への執着を無様に曝け出し、そこに無慈悲に止めを刺すところに愉悦を感じるものだと思う。 いろいろ実績もあるけど、この作品は1周クリアすれば十分。それほどまでに満足感を得ることができた。年初から素敵な作品にめぐり合えたものである(発売は昨年だけど)。 というわけで、プレイ中は呑む暇がなかったお酒が漸く呑める(笑)。
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